製品をチェック

Excel Online Driver の30日間無償トライアルをダウンロード

 30日間の無償トライアルへ

製品の詳細

Excel Online アイコン Excel Online JDBC Driver 相談したい

Excel Online スプレッドシートのリアルタイムなデータを組み込んだパワフルなJava アプリケーションを短時間・低コストで作成して配布できます。

ETL ツールのEmbulk を使ってExcel Online データをDB にロードする方法

OSS のETL ツールEmbulk のJDBC Plugin を使って、Excel Online データを簡単にDB に同期する方法をご紹介します。

杉本和也
リードエンジニア

最終更新日:2023-10-13
excelonline ロゴ

CData

jdbc ロゴ画像
Embulk ロゴ

こんにちは!リードエンジニアの杉本です。

Embulk は、大量のデータをDB、クラウドデータストア、DWH にロードできるオープンソースETL ツールです。近頃のトレンドでは1社で複数のオンプレアプリやSaaS を使っており、データ分析にはETL ツールを使ってデータを丸ごとDB/DWH にロードしてから、分析や可視化をすることが主流になっています。Embulk にはいろいろなプラグインがあり、多様なInput とOutput 処理をサポートしています。この記事では、Embulk のJDBC Input Plugin と CData Driver for ExcelOnline を使って、Excel Online のデータを簡単にDB にロードする方法をご紹介します。この例ではロード先のDB にはMySQL を使います。

Embulk でExcel Online のデータをロード

  • CData JDBC Driver for ExcelOnline をEmbulk と同じマシンにインストールします。CData JDBC ドライバは30日間の無償トライアルが利用できるので、サイドバーからお気軽にダウンロードしてご利用ください。
  • 以下のパスにJDBC Driver がインストールされます。後ほどこのパスを使います。
    C:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for ExcelOnline 2019J\lib\cdata.jdbc.excelonline.jar
  • 次に、EmbulkとCData JDBC Driverをつなぎこむための、JDBC Input Plugin をインストールします。以下のリンクからダウンロードできます。

    https://github.com/embulk/embulk-input-jdbc/tree/master/embulk-input-jdbc

    インストール用のコマンドはこちら:

    embulk gem install embulk-input-jdbc
  • 今回はロード先DB としてMySQL を使います。ほかにもSQL Server、PostgreSQL、Google BigQuery などを使うことも可能です。ロードに必要な以下のプラグインをインストールしましょう。

    https://github.com/embulk/embulk-output-jdbc/tree/master/embulk-output-mysql

    コマンドはこちら。

    embulk gem install embulk-output-mysql
  • config ファイルを作成し、Excel Online -> MySQL のジョブを作成します。excelonline-mysql.yml というファイル名で、以下の内容で作成しました。
  • in: type: jdbc driver_path: C:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for ExcelOnline 2024J\lib\cdata.jdbc.excelonline.jar driver_class: cdata.jdbc.excelonline.ExcelOnlineDriver url: jdbc:excelonline:InitiateOAuth=REFRESH table: "Test_xlsx_Sheet1" out: type: mysql host: localhost database: DatabaseName user: UserId password: UserPassword table: "Test_xlsx_Sheet1" mode: insert
  • JDBC URL の内容は、ご利用の環境や資格情報を入力してください。

    ワークブックに接続するには、Excel Online への認証を提供し、 次のプロパティを設定します。

    • Workbook: ワークブックの名前かId に設定。利用可能なワークブックに関する情報のリストを表示する場合は、認証後にWorkbooks ビューに対してクエリを実行します。

    • UseSandbox: Sandbox アカウントのワークブックに接続している場合はtrue に設定。それ以外の場合は、これを空のままにしてプロダクションアカウントに接続します。

    OAuth 認証を使うこともできます。ユーザー資格情報の接続プロパティを設定せずに接続できます。接続すると、CData 製品はデフォルトブラウザでOAuth エンドポイントを開きます。ログインして、CData 製品にアクセス許可を与えます。CData 製品がOAuth プロセスを完了します。 他のOAuth 認証フローについては、ヘルプドキュメントの「OAuth 認証の使用」を参照してください。

  • テーブル名は取得したいテーブル名を入れます。
  • これで準備完了です。あとは「embulk run」で実行するだけです。
  • embulk run excelonline-mysql.yml
  • 実行後MySQL Workbenchからテーブルを確認してみると、データが取得できているはずです。

クエリ条件でフィルタリングしたデータのロード

ちなみに、上記の例ではテーブル名を直接指定しましたが、以下のようにSQL クエリを書いてもいいです。 WHERE 句で作成日や修正日を指定すれば、最新のデータだけを対象にすることも可能です。

in: type: jdbc driver_path: C:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for ExcelOnline 2019J\lib\cdata.jdbc.excelonline.jar driver_class: cdata.jdbc.excelonline.ExcelOnlineDriver url: jdbc:excelonline:InitiateOAuth=REFRESH query: "SELECT Id, Column1 FROM Test_xlsx_Sheet1 WHERE [RecordId] = 1" out: type: mysql host: localhost database: DatabaseName user: UserId password: UserPassword table: "Test_xlsx_Sheet1" mode: insert

おわりに

CData JDBC Driver for ExcelOnline をEmbulk で使うことで、Excel Online と連携して簡単にデータを取得できます。ぜひ、30日の無償評価版をお試しください。

関連コンテンツ

トライアル・お問い合わせ

30日間無償トライアルで、CData のリアルタイムデータ連携をフルにお試しいただけます。記事や製品についてのご質問があればお気軽にお問い合わせください。