ノーコードでクラウド上のデータとの連携を実現。
詳細はこちら →こんにちは!プロダクトスペシャリストの宮本です。
CData Sync for ExcelOnline は、データベースにサンドボックスや製品インスタンスをレプリケートするなどの、レプリケーションの多様なシナリオに対する解決策を提供するスタンドアロンアプリケーションです。Sync for Windows およびSync for Java はどちらもコマンドラインインターフェース(CLI)を含んでおり、複数のExcel Online 接続を簡単に管理できます。この記事では、CLI を使って複数のExcel Online アカウントをレプリケートする方法について説明します。
接続およびE メール通知設定をXML 設定ファイルに保存できます。複数のExcel Online アカウントをレプリケートするには、複数の設定ファイルを使います。以下にExcel Online をSQLite にレプリケートする設定例を示します。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
<CDataSync>
<DatabaseType>SQLite</DatabaseType>
<DatabaseProvider>System.Data.SQLite</DatabaseProvider>
<ConnectionString></ConnectionString>
<ReplicateAll>False</ReplicateAll>
<NotificationUserName></NotificationUserName>
<DatabaseConnectionString>Data Source=C:\my.db</DatabaseConnectionString>
<TaskSchedulerStartTime>09:51</TaskSchedulerStartTime>
<TaskSchedulerInterval>Never</TaskSchedulerInterval>
</CDataSync>
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
<CDataSync>
<DatabaseType>SQLite</DatabaseType>
<DatabaseProvider>org.sqlite.JDBC</DatabaseProvider>
<ConnectionString></ConnectionString>
<ReplicateAll>False</ReplicateAll>
<NotificationUserName></NotificationUserName>
<DatabaseConnectionString>Data Source=C:\my.db</DatabaseConnectionString>
</CDataSync>
ワークブックに接続するには、Excel Online への認証を提供し、 次のプロパティを設定します。
Workbook: ワークブックの名前かId に設定。利用可能なワークブックに関する情報のリストを表示する場合は、認証後にWorkbooks ビューに対してクエリを実行します。
OAuth 認証を使うこともできます。ユーザー資格情報の接続プロパティを設定せずに接続できます。接続すると、CData 製品はデフォルトブラウザでOAuth エンドポイントを開きます。ログインして、CData 製品にアクセス許可を与えます。CData 製品がOAuth プロセスを完了します。 他のOAuth 認証フローについては、ヘルプドキュメントの「OAuth 認証の使用」を参照してください。
Sync を使うと標準SQL でレプリケーションを制御できます。REPLICATE ステートメントはハイレベルなコマンドで、データベースにテーブルをキャッシュして維持します。Excel Online API がサポートするあらゆるSELECT クエリを定義できます。下記のステートメントは、Excel Online データ のテーブルをキャッシュしてインクリメンタルに更新します。
REPLICATE Test_xlsx_Sheet1;
特定のデータベースを更新するために使用するレプリケーションクエリを含むファイルを指定することができます。レプリケーションステートメントはセミコロンで区切ります。次のオプションは、複数のExcel Online アカウントを同じデータベースにレプリケートする場合に便利です。
REPLICATE SELECT ステートメントでは、異なるテーブルのプレフィックスを使用できます。
REPLICATE PROD_Test_xlsx_Sheet1 SELECT * FROM Test_xlsx_Sheet1
異なるスキーマを使用することもできます。
REPLICATE PROD.Test_xlsx_Sheet1 SELECT * FROM Test_xlsx_Sheet1
接続文字列およびレプリケーションクエリの設定が完了したら、次のコマンドラインオプションを使ってSync を実行できます。
ExcelOnlineSync.exe -g MyProductionExcelOnlineConfig.xml -f MyProductionExcelOnlineSync.sql
java -Xbootclasspath/p:c:\sqlitejdbc.jar -jar ExcelOnlineSync.jar -g MyProductionExcelOnlineConfig.xml -f MyProductionExcelOnlineSync.sql