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CData Sync

複数Microsoft Exchange アカウントをレプリケーション

複数のMicrosoft Exchange アカウントを、1つあるいは多数のデータベースにレプリケーション。

宮本航太
プロダクトスペシャリスト

最終更新日:2022-06-05

こんにちは!プロダクトスペシャリストの宮本です。

CData Sync for Exchange は、データベースにサンドボックスや製品インスタンスをレプリケートするなどの、レプリケーションの多様なシナリオに対する解決策を提供するスタンドアロンアプリケーションです。Sync for Windows およびSync for Java はどちらもコマンドラインインターフェース(CLI)を含んでおり、複数のMicrosoft Exchange 接続を簡単に管理できます。この記事では、CLI を使って複数のMicrosoft Exchange アカウントをレプリケートする方法について説明します。

Microsoft Exchange 接続の構成

接続およびE メール通知設定をXML 設定ファイルに保存できます。複数のMicrosoft Exchange アカウントをレプリケートするには、複数の設定ファイルを使います。以下にMicrosoft Exchange をSQLite にレプリケートする設定例を示します。

Windows

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?> <CDataSync> <DatabaseType>SQLite</DatabaseType> <DatabaseProvider>System.Data.SQLite</DatabaseProvider> <ConnectionString>User='myUser@mydomain.onmicrosoft.com';Password='myPassword';Server='https://outlook.office365.com/EWS/Exchange.asmx';Platform='Exchange_Online';</ConnectionString> <ReplicateAll>False</ReplicateAll> <NotificationUserName></NotificationUserName> <DatabaseConnectionString>Data Source=C:\my.db</DatabaseConnectionString> <TaskSchedulerStartTime>09:51</TaskSchedulerStartTime> <TaskSchedulerInterval>Never</TaskSchedulerInterval> </CDataSync>

Java

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?> <CDataSync> <DatabaseType>SQLite</DatabaseType> <DatabaseProvider>org.sqlite.JDBC</DatabaseProvider> <ConnectionString>User='myUser@mydomain.onmicrosoft.com';Password='myPassword';Server='https://outlook.office365.com/EWS/Exchange.asmx';Platform='Exchange_Online';</ConnectionString> <ReplicateAll>False</ReplicateAll> <NotificationUserName></NotificationUserName> <DatabaseConnectionString>Data Source=C:\my.db</DatabaseConnectionString> </CDataSync>

Exchange への接続には、User およびPassword を指定します。さらに、接続するExchange サーバーのアドレスとサーバーに関連付けられたプラットフォームを指定します。

各Microsoft Exchange インスタンスにクエリを設定

Sync を使うと標準SQL でレプリケーションを制御できます。REPLICATE ステートメントはハイレベルなコマンドで、データベースにテーブルをキャッシュして維持します。Microsoft Exchange API がサポートするあらゆるSELECT クエリを定義できます。下記のステートメントは、Microsoft Exchange データ のテーブルをキャッシュしてインクリメンタルに更新します。

REPLICATE Contacts;

特定のデータベースを更新するために使用するレプリケーションクエリを含むファイルを指定することができます。レプリケーションステートメントはセミコロンで区切ります。次のオプションは、複数のMicrosoft Exchange アカウントを同じデータベースにレプリケートする場合に便利です。

REPLICATE SELECT ステートメントでは、異なるテーブルのプレフィックスを使用できます。

REPLICATE PROD_Contacts SELECT * FROM Contacts

異なるスキーマを使用することもできます。

REPLICATE PROD.Contacts SELECT * FROM Contacts

Sync の実行

接続文字列およびレプリケーションクエリの設定が完了したら、次のコマンドラインオプションを使ってSync を実行できます。

Windows

ExchangeSync.exe -g MyProductionExchangeConfig.xml -f MyProductionExchangeSync.sql

Java

java -Xbootclasspath/p:c:\sqlitejdbc.jar -jar ExchangeSync.jar -g MyProductionExchangeConfig.xml -f MyProductionExchangeSync.sql

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