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Facebook Ads データに連携する.NET アプリケーションを素早く、簡単に開発できる便利なドライバー。

Blazor でFacebook Ads データにリアルタイムで連携するアプリを構築

ASP.NET Core Blazor C# でFacebook Ads にSQL でクエリ。

杉本和也
リードエンジニア

最終更新日:2021-11-03
facebookads ロゴ

CData

ado ロゴ画像
Blazor ロゴ

こんにちは!リードエンジニアの杉本です。

Blazor は、.NET を使って対話型のクライアント側Web UI を構築するためのフレームワークです。JavaScript の代わりにC# を使って、UI を作れるところが魅力です。また、既存の.NET ライブラリや.NET エコシステムを使うことができる利点があります。

CData ADO.NET Provider for FacebookAds は、LINQ やEntity Framework などの標準のADO.NET インターフェースを使ってFacebook Ads を操作可能にします。Blazor が.NET Core 対応をしているため、Server Side Blazor からADO.NET Provider を使うことができます。この記事では、Server Side Blazor からFacebook Ads に接続して直接SQL クエリを実行する方法を説明します。

Blazor はADO.NET Provider の利用が可能

CData ADO.NET Provider for FacebookAds のインストール

CData ADO.NET Provider は、通常であればRDB に接続するフレームワークである ADO.NET DataAdapter やLinqToSQL(もしくはDapper などのORM を挟んでもいいです)であり、Facebook Ads のデータへもRDB と同感覚でアクセスが可能になります。

CData のWebsite からProvider をダウンロードして、マシンにインストールします。NuGet からインストールすることも可能です。Facebook Ads ADO.NET Data Provider で検索してください。

NuGet でADO.NET Facebook Ads Provider をインストール

Blazor でFacebook Ads にデータ連携するアプリを構築

Blazor にADO.NET Provider for FacebookAds を接続

  • Visual Studio を立ち上げて、Blazor アプリのプロジェクトを作成します。
  • Blazor アプリを作成
  • ソリューションエクスプローラーで「依存関係」から右クリックで「プロジェクト参照の追加」をクリック。
  • 参照マネージャーが開くので、「参照」ボタンをクリックして、先ほどインストールしたADO.NET Provider の.dll を選択します。「C:\Program Files\CData\CData ADO.NET Provider for FacebookAds 2019J\lib etstandard2.0」内のSystem.Data.CData.FacebookAds.dll」を参照に選びます。
  • ADO.NET for FacebookAds の.dll をBlazor アプリから参照

Blazor でFacebook Ads データをSELECT

サンプルプロジェクトの「Page」→「Index.razor」を開きます。

以下のコードを書きます。使っているクエリはおなじみの標準SQL です。Facebook Ads 固有のAPI を書かなくてもRDB と同感覚でSQL が書けるところがADO.NET Prover for FacebookAds の強味です。
@page "/" @using System.Data; @using System.Data.CData.FacebookAds;

Hello, world!

Welcome to your Data app.
@using (FacebookAdsConnection connection = new FacebookAdsConnection( "")) { var sql = "SELECT AccountId, Name FROM AdAccounts WHERE Name = 'Acct Name'"; var results = new DataTable(); FacebookAdsDataAdapter dataAdapter = new FacebookAdsDataAdapter(sql, connection); dataAdapter.Fill(results); @foreach (DataColumn item in results.Rows[0].Table.Columns) { } @foreach (DataRow row in results.Rows) { @foreach (var column in row.ItemArray) { } }
@item.ColumnName
@column.ToString()
}

Facebook Ads 接続プロパティの取得・設定方法

ほとんどのテーブルで、アプリケーション認証と同様にユーザー認証を必要とします。Facebook Ads はユーザー認証にOAuth 標準を使用しています。Facebook への認証には、組み込み認証を使用してブラウザ経由で完結することもできますし、Facebook にアプリを登録することで独自のOAuthClientId、OAuthClientSecret、CallbackURL を取得することもできます。

の設定方法については、ヘルプドキュメントの「OAuth」セクションを参照してください。

任意で以下の項目を設定して、フィルタリングや集計を行うもできます。必要に応じてご利用ください。

  • Target:Facebook データのテーブルのいくつかはターゲットでフィルタリングできます。例えば、動画のコメントを取得するにはターゲットに動画のID を指定します。このプロパティは、クエリ結果を指定されたターゲットに合致するレコードにフィルタリングします。Target カラムを使ってクエリ毎にこの制限をかけることができます。
  • AggregateFormat:CData 製品は、いくつかのカラムを文字列集合として返します。例えば、エンティティのいいねデータは集計されて返されます。デフォルトでは、CData 製品はJSON で集計カラムを返します。集計をXML で返すことも可能です。
  • RetryLevel:このプロパティを使用して、特定の広告インサイトのクエリとエラーに対するクエリの自動再試行を制御します。

プロジェクトをリビルドして実行します。このようにFacebook Ads からデータを直接取得し、HTML テーブル形式にレンダリングしています。

Blazor アプリからFacebook Ads データをクエリ

もちろんSaaS データソースへの接続の場合には、RDB 向けのドライバーと違い最終的にはHTTP リクエストが行われるので、サーバーサイド Blazor としてサーバーサイドから実行されるのか、クライアントサイド Blazor として、実行中のブラウザからHTTPリクエストが行われるのかの違いはあります。そのあたりはネットワークやプロキシの設定として注意が必要でしょう。設定はコード内の接続プロパティで可能です。

まとめ

このようにサーバーサイドBlazor アプリから簡単にADO.NET Provider を使ってFacebook Ads にリアルタイムでデータ取得を行うアプリを作ることができました。Blazor が.NET Core、フレームワークのツール群を使えるというメリットを活かすことができます。今回はSELECT * でしたが、フィルタリングやJOIN も可能です。是非、30日の無償評価版でシンプルかつパワフルなADO.NET Provider でのサーバーサイドBlazor 連携をお試しください。

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