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詳細はこちら →Apache Spark でFacebook Ads のデータをSQL で操作する方法
CData JDBC ドライバーを使用して、Apache Spark でFacebook Ads にデータ連携。
最終更新日:2023-09-04
この記事で実現できるFacebook Ads 連携のシナリオ
こんにちは!リードエンジニアの杉本です。
Apache Spark は大規模データ処理のための高速エンジンです。CData JDBC Driver for FacebookAds と組み合わせると、Spark はリアルタイムでFacebook Ads のデータに連携して処理ができます。本記事では、Spark シェルに接続してFacebook Ads をクエリする方法について解説します。
CData JDBC Driver は、最適化されたデータ処理がドライバーに組み込まれているため、リアルタイムFacebook Ads と対話するための高いパフォーマンスを提供します。Facebook Ads に複雑なSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計など、サポートされているSQL操作を直接Facebook Ads にプッシュし、組込みSQL エンジンを使用してサポートされていない操作(SQL 関数やJOIN 操作)をクライアント側で処理します。組み込みの動的メタデータクエリを使用すると、ネイティブデータ型を使用してFacebook Ads を操作して分析できます。
CData JDBC Driver for FacebookAds をインストール
まずは、本記事右側のサイドバーからFacebookAds JDBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。
Spark Shell を起動してFacebook Ads のデータに接続
- ターミナルを開き、Spark shell でCData JDBC Driver for FacebookAds JAR file をjars パラメータに設定します:
$ spark-shell --jars /CData/CData JDBC Driver for FacebookAds/lib/cdata.jdbc.facebookads.jar
- Shell でJDBC URL を使ってFacebook Ads に接続し、SQL Context load() function でテーブルを読み込みます。
Facebook Ads 接続プロパティの取得・設定方法
ほとんどのテーブルで、アプリケーション認証と同様にユーザー認証を必要とします。Facebook Ads はユーザー認証にOAuth 標準を使用しています。Facebook への認証には、組み込み認証を使用してブラウザ経由で完結することもできますし、Facebook にアプリを登録することで独自のOAuthClientId、OAuthClientSecret、CallbackURL を取得することもできます。
の設定方法については、ヘルプドキュメントの「OAuth」セクションを参照してください。
任意で以下の項目を設定して、フィルタリングや集計を行うもできます。必要に応じてご利用ください。
- Target:Facebook データのテーブルのいくつかはターゲットでフィルタリングできます。例えば、動画のコメントを取得するにはターゲットに動画のID を指定します。このプロパティは、クエリ結果を指定されたターゲットに合致するレコードにフィルタリングします。Target カラムを使ってクエリ毎にこの制限をかけることができます。
- AggregateFormat:CData 製品は、いくつかのカラムを文字列集合として返します。例えば、エンティティのいいねデータは集計されて返されます。デフォルトでは、CData 製品はJSON で集計カラムを返します。集計をXML で返すことも可能です。
- RetryLevel:このプロパティを使用して、特定の広告インサイトのクエリとエラーに対するクエリの自動再試行を制御します。
組み込みの接続文字列デザイナー
JDBC 接続文字列URL の作成には、Facebook Ads JDBC Driver にビルトインされたデザイナを使用できます。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインでJAR ファイルを実行するとデザイナが開きます。
java -jar cdata.jdbc.facebookads.jar
接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。
scala> val facebookads_df = spark.sqlContext.read.format("jdbc").option("url", "jdbc:facebookads:").option("dbtable","AdAccounts").option("driver","cdata.jdbc.facebookads.FacebookAdsDriver").load()
- 接続が完了し、データがロードされたら、テーブルスキーマが表示されます。
Facebook Ads をテンポラリーテーブルとして登録します:
scala> facebookads_df.registerTable("adaccounts")
-
データに対して、次のようなカスタムSQL クエリを実行します。
scala> facebookads_df.sqlContext.sql("SELECT AccountId, Name FROM AdAccounts WHERE Name = Acct Name").collect.foreach(println)
コンソールで、次のようなFacebook Ads のデータを取得できました!これでFacebook Ads との連携は完了です。
CData JDBC Driver for FacebookAds をApache Spark で使って、Facebook Ads に対して、複雑かつハイパフォーマンスなクエリを実行できます。30日の無償評価版 をダウンロードしてぜひお試しください。