ノーコードでクラウド上のデータとの連携を実現。
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CData Sync for FHIR は、データベースにサンドボックスや製品インスタンスをレプリケートするなどの、レプリケーションの多様なシナリオに対する解決策を提供するスタンドアロンアプリケーションです。Sync for Windows およびSync for Java はどちらもコマンドラインインターフェース(CLI)を含んでおり、複数のFHIR 接続を簡単に管理できます。この記事では、CLI を使って複数のFHIR アカウントをレプリケートする方法について説明します。
接続およびE メール通知設定をXML 設定ファイルに保存できます。複数のFHIR アカウントをレプリケートするには、複数の設定ファイルを使います。以下にFHIR をSQLite にレプリケートする設定例を示します。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
<CDataSync>
<DatabaseType>SQLite</DatabaseType>
<DatabaseProvider>System.Data.SQLite</DatabaseProvider>
<ConnectionString>URL=http://test.fhir.org/r4b/;ConnectionType=Generic;ContentType=JSON;AuthScheme=None;</ConnectionString>
<ReplicateAll>False</ReplicateAll>
<NotificationUserName></NotificationUserName>
<DatabaseConnectionString>Data Source=C:\my.db</DatabaseConnectionString>
<TaskSchedulerStartTime>09:51</TaskSchedulerStartTime>
<TaskSchedulerInterval>Never</TaskSchedulerInterval>
</CDataSync>
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
<CDataSync>
<DatabaseType>SQLite</DatabaseType>
<DatabaseProvider>org.sqlite.JDBC</DatabaseProvider>
<ConnectionString>URL=http://test.fhir.org/r4b/;ConnectionType=Generic;ContentType=JSON;AuthScheme=None;</ConnectionString>
<ReplicateAll>False</ReplicateAll>
<NotificationUserName></NotificationUserName>
<DatabaseConnectionString>Data Source=C:\my.db</DatabaseConnectionString>
</CDataSync>
URL をFHIR サーバーのService Base URL に設定します。これは接続したいFHIR サーバーでリソースが定義されているアドレスです。ConnectionType をサポートされている接続タイプに設定します。ContentType をドキュメントのフォーマットに設定します。AuthScheme をFHIR サーバーの認証要件に基づいて設定します。
汎用、Azure ベース、AWS ベース、およびGoogle ベースのFHIR サーバー実装がサポートされます。
CData 製品はFHIR のカスタムインスタンスへの接続をサポートします。カスタムFHIR サーバーへの認証はOAuth で行います(OAuth の詳細はヘルプドキュメントを参照してください)。カスタムFHIR インスタンスに接続する前に、ConnectionType をGenericに設定する必要があります。
Sync を使うと標準SQL でレプリケーションを制御できます。REPLICATE ステートメントはハイレベルなコマンドで、データベースにテーブルをキャッシュして維持します。FHIR API がサポートするあらゆるSELECT クエリを定義できます。下記のステートメントは、FHIR データ のテーブルをキャッシュしてインクリメンタルに更新します。
REPLICATE Patient;
特定のデータベースを更新するために使用するレプリケーションクエリを含むファイルを指定することができます。レプリケーションステートメントはセミコロンで区切ります。次のオプションは、複数のFHIR アカウントを同じデータベースにレプリケートする場合に便利です。
REPLICATE SELECT ステートメントでは、異なるテーブルのプレフィックスを使用できます。
REPLICATE PROD_Patient SELECT * FROM Patient
異なるスキーマを使用することもできます。
REPLICATE PROD.Patient SELECT * FROM Patient
接続文字列およびレプリケーションクエリの設定が完了したら、次のコマンドラインオプションを使ってSync を実行できます。
FHIRSync.exe -g MyProductionFHIRConfig.xml -f MyProductionFHIRSync.sql
java -Xbootclasspath/p:c:\sqlitejdbc.jar -jar FHIRSync.jar -g MyProductionFHIRConfig.xml -f MyProductionFHIRSync.sql