Kafka データをDataSpider Servista の連携先として使う方法
CData JDBC ドライバを使って、データ連携ツールのDataSpider Servista からKafka データを連携利用する方法を解説。
杉本和也
リードエンジニア
最終更新日:2023-09-07
CData
こんにちは!リードエンジニアの杉本です。
DataSpider Servista は、異なるシステムのデータやアプリケーションをノンプログラミングで「つなぐ」データインテグレーションプラットフォームです。
CData JDBC ドライバはDataSpider Servista において、JDBC データソースとして利用することが可能です。通常のJDBC の検索・更新などのアイコンを使って、標準SQL でSaaS/Web DB のデータを扱うことを可能にします。
この記事では、DataSpider で CData JDBC Driverを利用してKafka データに外部データとしてSQL でアクセスする方法を紹介します。
CData JDBC Driver for ApacheKafka をDataSpider にコネクタとして登録
- JDBC Driver をDataSpider と同じサーバーにインストール
- DataSpider の外部JDBCドライバのパスにCData JDBC ドライバのcdata.jdbc.apachekafka.jar とcdata.jdbc.apachekafka.lic を配置
DataSpider 側:DataSpiderServista\server\plugin\data_processing\modules\jdbc_adapter
- グローバルリソースのプロパティで、ドライバクラス名およびURL を入力。
- 接続名:任意
- 種別:デフォルト
- 接続タイプ:接続タイプ:JDBC(JDBC接続設定)
- ドライバクラス名:cdata.jdbc.apachekafka.ApacheKafkaDriver
- URL:jdbc:apachekafka:User=admin;Password=pass;BootStrapServers=https://localhost:9091;Topic=MyTopic;
-
BootstrapServers およびTopic プロパティを設定して、Apache Kafka サーバーのアドレスと、対話するトピックを指定します。
認可メカニズム
- SASL Plain:User およびPassword プロパティを指定する必要があります。AuthScheme は'Plain' に設定します。
- SASL SSL:User およびPassword プロパティを指定する必要があります。AuthScheme は'Scram'
に、UseSSL はtrue に設定します。
- SSL:SSLCert およびSSLCertPassword プロパティを指定する必要があります。UseSSL はtrue に設定します。
- Kerberos:User およびPassword プロパティを指定する必要があります。AuthScheme は'Kerberos' に設定します。
サーバー証明書を信頼する必要がある場合があります。そのような場合は、必要に応じてTrustStorePath およびTrustStorePassword を指定してください。
DataSpider でKafka データを連携利用する
あとは通常のRDB コンポーネントのように、Kafka データを扱うことが可能です。ツールパレットのJDBC からSQL 実行やストアドプロシージャ実行コンポーネントが使用できます。
例えばKafka データの取得であれば、検索系SQL実行処理を使って、SELECT 文でKafka データを抽出することができます。
このようにCData JDBC ドライバを使って、簡単にDataSpider でKafka データ データをノーコードで連携利用することができます。
CData JDBC Driver for ApacheKafka 30日の無償評価版 をダウンロードして、お試しください。
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