Jetty コネクションプールからOracle SCM のデータに連携。

こんにちは！ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。

CData JDBC Driver for OracleSCM は、Java Web アプリケーションに簡単に統合して利用することができます。本記事では、Jetty でドライバーをコネクションプールとして設定することで、効率的にOracle SCM のデータをアプリケーションで連携利用する方法を説明します。Jetty でJNDI resource for OracleSCM を設定します。

DBC Driver for OracleSCM を JNDI Data Source として設定

次の手順で、Jetty とOracle SCM の接続を確立します。

1. Jetty ベースでJNDI モジュールを有効化します。JNDI を有効化するコマンドラインは以下の通り:

   java -jar ../start.jar --add-to-startd=jndi
2. JDBC Driver の.jar ファイルと.lic ファイル（インストールディレクトリのlib フォルダ下）をcontext path のlib フォルダに配置します。
3. リソースおよびスコープを宣言します。リソース宣言で必要な接続プロパティを入力します。この例では、Oracle SCM のデータソースをWeb アプリケーションのWEB-INF\jetty-env.xml レベルにdeclare しています。
   <Configure id='oraclescmdemo' class="org.eclipse.jetty.webapp.WebAppContext"> <New id="oraclescmdemo" class="org.eclipse.jetty.plus.jndi.Resource"> <Arg><Ref refid="oraclescmdemo"/></Arg> <Arg>jdbc/oraclescmdb</Arg> <Arg> <New class="cdata.jdbc.oraclescm.OracleSCMDriver"> <Set name="url">jdbc:oraclescm:</Set> <Set name="Url">https://myinstance.oraclecloud.com</Set> <Set name="User">user</Set> <Set name="Password">password</Set> </New> </Arg> </New> </Configure>

   次の接続プロパティを設定し、Oracle SCM データに接続します。

   • Url：接続するアカウントのURL。通常はOracle Cloud サービスのURL です。例：https://servername.fa.us2.oraclecloud.com
   • User：Oracle Cloud サービスアカウントのユーザー名。
   • Password：Oracle Cloud サービスアカウントのパスワード。

4. Web xml でリソースを設定します:

   jdbc/oraclescmdb javax.sql.DataSource Container

5. これで、java:comp/env/jdbc/oraclescmdb へのルックアップでOracle SCM のデータにアクセスできます: InitialContext ctx = new InitialContext(); DataSource myoraclescm = (DataSource)ctx.lookup("java:comp/env/jdbc/oraclescmdb");

Jetty にさらに統合

ここでは、シンプルなコネクションプーリングシナリオでのドライバーの接続について説明しました。追加での連携ケースについては、Jetty ドキュメントのWorking with Jetty JNDI 　参照してください。