ノーコードでクラウド上のデータとの連携を実現。
詳細はこちら →CData
こんにちは!テクニカルディレクターの桑島です。
Denodo Platform は、エンタープライズデータベースのデータを一元管理するデータ仮想化製品です。CData JDBC Driver for PayPal と組み合わせると、Denodo ユーザーはリアルタイムPayPal データと他のエンタープライズデータソースを連携できるようになります。この記事では、Denodo Virtual DataPort Administrator でPayPal の仮想データソースを作成する手順を紹介します。
最適化されたデータ処理が組み込まれたCData JDBC Driver は、リアルタイムPayPal データを扱う上で比類のないパフォーマンスを提供します。PayPal にSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計などのサポートされているSQL 操作をPayPal に直接渡し、サポートされていない操作(主にSQL 関数とJOIN 操作)は組み込みSQL エンジンを利用してクライアント側で処理します。組み込みの動的メタデータクエリを使用すると、ネイティブデータ型を使ってPayPal データを操作および分析できます。
Denodo からリアルタイムPayPal データに接続するには、JDBC Driver のJAR ファイルをDenodo の外部ライブラリディレクトリにコピーし、Virtual DataPort Administration Tool から新しいJDBC データソースを作成する必要があります。
Database URI:必要な接続プロパティを使用してJDBC のURL に設定。例えば次のようになります。
jdbc:paypal:Schema=SOAP;Username=sandbox-facilitator_api1.test.com;Password=xyz123;Signature=zx2127;InitiateOAuth=GETANDREFRESH
Database URI の作成については以下を参照してください。
JDBC URL の作成の補助として、PayPal JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーが使用できます。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインからjar ファイルを実行します。
java -jar cdata.jdbc.paypal.jar
接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。
CData 製品は、2つのPayPal API のテーブルを表示します。API は異なる認証方法を使用します。
必要なAPI 資格情報の取得については、ヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。
使用するAPI を選択するには、Schema プロパティをREST またはSOAP に設定します。デフォルトでは、SOAP スキーマが使われます。
テスト目的では、UseSandbox をtrue に設定してSandbox 資格情報を使用できます。
データソースを作成したら、Denodo Platform で使用するPayPal データの基本ビューを作成できます。
SELECT * FROM cdata_paypal_transactions CONTEXT ('i18n'='us_est', 'cache_wait_for_load'='true')
基本ビューを作成すると、Denodo Platform の他のデータソースと同様にリアルタイムPayPal データを操作できるようになります。例えば、Denodo Data Catalog でPayPal にクエリを実行できます。
CData JDBC Driver for PayPal の30日の無償評価版をダウンロードして、Denodo Platform でリアルタイムPayPal データの操作をはじめましょう!ご不明な点があれば、サポートチームにお問い合わせください。