Jetty コネクションプールからPayPal データに連携。

こんにちは！ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。

CData JDBC Driver for PayPal は、Java Web アプリケーションに簡単に統合して利用することができます。本記事では、Jetty でドライバーをコネクションプールとして設定することで、効率的にPayPal データをアプリケーションで連携利用する方法を説明します。Jetty でJNDI resource for PayPal を設定します。

DBC Driver for PayPal を JNDI Data Source として設定

次の手順で、Jetty とPayPal の接続を確立します。

1. Jetty ベースでJNDI モジュールを有効化します。JNDI を有効化するコマンドラインは以下の通り:

   java -jar ../start.jar --add-to-startd=jndi
2. JDBC Driver の.jar ファイルと.lic ファイル（インストールディレクトリのlib フォルダ下）をcontext path のlib フォルダに配置します。
3. リソースおよびスコープを宣言します。リソース宣言で必要な接続プロパティを入力します。この例では、PayPal データソースをWeb アプリケーションのWEB-INF\jetty-env.xml レベルにdeclare しています。
   <Configure id='paypaldemo' class="org.eclipse.jetty.webapp.WebAppContext"> <New id="paypaldemo" class="org.eclipse.jetty.plus.jndi.Resource"> <Arg><Ref refid="paypaldemo"/></Arg> <Arg>jdbc/paypaldb</Arg> <Arg> <New class="cdata.jdbc.paypal.PayPalDriver"> <Set name="url">jdbc:paypal:</Set> <Set name="Schema">SOAP</Set> <Set name="Username">sandbox-facilitator_api1.test.com</Set> <Set name="Password">xyz123</Set> <Set name="Signature">zx2127</Set> </New> </Arg> </New> </Configure>

   CData 製品は、2つのPayPal API のテーブルを表示します。API は異なる認証方法を使用します。

   • REST API はOAuth 標準を使用します。REST API を認証するには、OAuthClientId、OAuthClientSecret、CallbackURL プロパティを設定する必要があります。
   • Classic API にはSignature API 認証情報が必要です。Classic API を認証するにはUsername、Password、およびSignature プロパティを設定する必要があります。

   必要なAPI 資格情報の取得については、ヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。

   使用するAPI を選択するには、Schema プロパティをREST またはSOAP に設定します。デフォルトでは、SOAP スキーマが使われます。

   テスト目的では、UseSandbox をtrue に設定してSandbox 資格情報を使用できます。

4. Web xml でリソースを設定します:

   jdbc/paypaldb javax.sql.DataSource Container

5. これで、java:comp/env/jdbc/paypaldb へのルックアップでPayPal データにアクセスできます: InitialContext ctx = new InitialContext(); DataSource mypaypal = (DataSource)ctx.lookup("java:comp/env/jdbc/paypaldb");

Jetty にさらに統合

ここでは、シンプルなコネクションプーリングシナリオでのドライバーの接続について説明しました。追加での連携ケースについては、Jetty ドキュメントのWorking with Jetty JNDI 　参照してください。