常時起動のアプリケーションは、自動フェイルオーバー機能およびリアルタイムなデータアクセスを必要とします。
CData Sync は、Snowflake インスタンスに直近のPonparemall を反復同期します。CData Sync で、アーカイブ、レポーティング、アナリティクス、機械学習、AI などで使えるよう、企業内の多様なデータを一か所に統合して管理することが可能になります。
Snowflake をレプリケーションの同期先に設定
CData Sync を使って、Snowflake にPonparemall data をレプリケーションします。レプリケーションの同期先を追加するには、[接続]タブを開きます。
- [同期先]タブをクリックします。
- Snowflake を同期先として選択します。
- 必要な接続プロパティを入力します。Snowflake との接続には、以下のプロパティが必要です:
- User: Snowflake データベースへの認証用のusername
- Password: Snowflake ユーザーのpassword
- AuthScheme: 使用する認証スキーマ。入力可能な値はPASSWORD、もしくはOKTA
- Account: Snowflake でのアカウント
- URL: Snowflake インスタンスのURL 例: https://myaccount.snowflakecomputing.com
- Warehouse: Snowflake ウェアハウスの名前
- Database: Snowflake データベース名
- Schema: Snowflake データベースのスキーマ
- [接続のテスト]をクリックして、正しく接続できているかをテストします。
- [変更を保存]をクリックします。
Ponparemall 接続の設定
データソース側にPonparemall を設定します。[接続]タブをクリックします。
- [接続の追加]セクションで[データソース]タブを選択します。
- Ponparemall アイコンをデータソースとして選択します。プリインストールされたソースにPonparemall がない場合には、追加データソースとしてダウンロードします。
- 接続プロパティに入力をします。
Ponparemall に接続するには、ShopUrl、InventoryUserId、InventoryPassword、OrderUserId、OrderPassword、PaymentUserId、およびPaymentPassword が必要です。
Ponparemall へのアクセスの設定
Ponparemall には各API のId とPassword が必要です。取得するには、以下の手順に従ってください。
- Ponparemall Manager にログインし、メニューの「各種申請」の「WebAPI利用申請」をクリックします。
- Web API メニューの「WebAPIサービス利用申請」をクリックし、利用申請を行います。
- 後日、Ponparemall から必要なId とPassword が送られてきます。
Ponparemall アカウントの認証
次の接続プロパティを設定して接続します。
- ShopUrl:接続先のPonparemall Shop URL を設定。「http://storetst4.ponparemall.com/sample/」に含まれる「sample」の部分を入力します。
- InventoryUserId:「在庫API」のユーザID を設定。このプロパティは、Inventory テーブルにアクセスする場合に必要です。
- InventoryPassword:「在庫API」のパスワードを設定。このプロパティは、Inventory テーブルにアクセスする場合に必要です。
- OrderUserId:「受注API」のユーザID を設定。このプロパティは、Orders テーブルにアクセスする場合に必要です。
- OrderPassword:「受注API」のパスワードを設定。このプロパティは、Orders テーブルにアクセスする場合に必要です。
- PaymentUserId:「決済API」のユーザID を設定。このプロパティは、Payments テーブルにアクセスする場合に必要です。
- PaymentPassword:「決済API」のパスワードを設定。このプロパティは、Payments テーブルにアクセスする場合に必要です。
- [接続のテスト]をクリックして、正しく接続できているかをテストします。
- [変更を保存]をクリックします。
レプリケーションを実行するクエリの設定
Data Sync はレプリケーションをコントロールするSQL クエリを簡単なGUI 操作で設定できます。
レプリケーションジョブ設定には、[ジョブ]タブに進み、[ジョブを追加]ボタンをクリックします。
次にデータソースおよび同期先をそれぞれドロップダウンから選択します。
テーブル全体をレプリケーションする
テーブル全体をレプリケーションするには、[テーブル]セクションで[テーブルを追加]をクリックします。表示されたテーブルリストからレプリケーションするテーブルをチェックします。
テーブルをカスタマイズしてレプリケーションする
レプリケーションはテーブル全体ではなく、カスタマイズが可能です。[変更]機能を使えば、レプリケーションするカラムの指定、同期先でのカラム名を変更しての保存、ソースデータの各種加工が可能です。レプリケーションのカスタマイズには、ジョブの[変更]ボタンをクリックしてカスタマイズウィンドウを開いて操作を行います。
レプリケーションのスケジュール起動設定
[スケジュール]セクションでは、レプリケーションジョブの自動起動スケジュール設定が可能です。反復同期間隔は、15分おきから毎月1回までの間で設定が可能です。
レプリケーションジョブを設定したら、[変更を保存]ボタンを押して保存します。Ponparemall data のSnowflake へのレプリケーションジョブは一つではなく複数を作成することが可能です。