JRuby からSage 200 にデータ連携

リアルタイムSage 200 に連携するシンプルなJRuby アプリケーションを作成します。

加藤龍彦
デジタルマーケティング

最終更新日:2022-10-23

この記事で実現できるSage 200 連携のシナリオ

こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。

JRuby はRuby プログラミング言語の高性能で安定した、完全にスレッド化されたJava 実装です。CData JDBC Driver for Sage200 を使用すると、JRuby からリアルタイムSage 200 へのデータ連携を簡単に実装できます。ここでは、Sage 200 に接続し、クエリを実行して結果を表示する簡単なJRuby アプリを作成する方法を説明します。

Sage 200 のデータにJDBC で接続

アプリを作成する前に、JDBC Driver のJAR ファイルのインストール場所をメモします。 (通常はC:\Program Files\CDatat\CData JDBC Driver for Sage200\libにあります。)

JRuby は、JDBC をネイティブにサポートしているため、簡単にSage 200 に接続してSQL クエリを実行できます。java.sql.DriverManager クラスのgetConnection 関数を使用してJDBC 接続を初期化します。

  • Schema:どのエディションのSage 200 に接続するかを決定します。StandardUK または ProfessionalUK を指定してください。
  • Subscription Key:接続を確立するために使用するAPI へのアクセスを提供します。まず、 Sage 200 API web サイトにログインして、アカウントにマッチするAPI エディションにサブスクライブしてください。 こちらから手順を実行できます。https://developer.columbus.sage.com/docs/services/api/uk. その後、Sage 200 へのログインするとプロファイル内でサブスクリプションキーを確認できます。

ビルトイン接続文字列デザイナー

JDBC URL の構成については、Sage 200 JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーを使用してください。JAR ファイルのダブルクリック、またはコマンドラインからJAR ファイルを実行します。

java -jar cdata.jdbc.sage200.jar

接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。

Using the built-in connection string designer to generate a JDBC URL (Salesforce is shown.)

以下はSage 200 の一般的なJDBC 接続文字列です。

jdbc:sage200:SubscriptionKey=12345;Schema=StandardUK;InitiateOAuth=GETANDREFRESH

Sage 200 のデータへの接続性を持つJRuby アプリを作成

新しいRuby ファイル(例: Sage200Select.rb) を作成してテキストエディタで開き、次のコードをファイルにコピーします。

require 'java' require 'rubygems' require 'C:/Program Files/CData/CData JDBC Driver for Sage200 2018/lib/cdata.jdbc.sage200.jar' url = "jdbc:sage200:SubscriptionKey=12345;Schema=StandardUK;InitiateOAuth=GETANDREFRESH" conn = java.sql.DriverManager.getConnection(url) stmt = conn.createStatement rs = stmt.executeQuery("SELECT Id, Code FROM Banks") while (rs.next) do puts rs.getString(1) + ' ' + rs.getString(2) end

ファイルが完成したら、コマンドラインからファイルを実行するだけでJRuby でSage 200 を表示できるようになります。

jruby -S Sage200Select.rb

SQL-92 クエリをSage 200 に書き込むと、Sage 200 を独自のJRuby アプリケーションに素早く簡単に組み込むことができます。今すぐ無料トライアルをダウンロードしましょう。

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