製品をチェック

製品の詳細・30日間の無償トライアルはこちら

CData Sync

複数のSalesforce Marketing アカウントのレプリケーション

Salesforce Marketing の複数のアカウントを一つ、もしくは複数のデータベースに同期。

宮本航太
プロダクトスペシャリスト

最終更新日:2022-11-28

こんにちは!プロダクトスペシャリストの宮本です。

CData Sync は、いろいろなシナリオのデータレプリケーション(同期)を行うことができるスタンドアロンのアプリケーションです。例えば、sandbox および本番インスタンスのデータをデータベースに同期することができます。CData Sync のウェブインターフェースは複数のSalesforce Marketing コネクションを簡単に管理できます。本記事では、複数のSalesforce Marketing アカウントを一つのデータベースに同期する方法を説明します。

レプリケーションの同期先を設定

CData Sync では、Salesforce Marketing データ を何台のデータベースにでも複製できます。データベースはクラウドおよびオンプレミスの双方に対応しています。レプリケーションの同期先の設定には、[接続]タブから行います。

  1. [同期先]タブを選択します。
  2. 同期先のアイコンをクリックします。本記事では、SQLite を使います。
  3. 必要な接続プロパティを入力します。Salesforce Marketing をSQLite に複製するには、データソースボックスにファイルパスを指定します。
  4. [接続のテスト]をクリックして、正しく接続できているかをテストします。 同期先接続の設定(SQLite の例)
  5. [変更を保存]をクリックします。

Salesforce Marketing 接続の設定

データソース側にSalesforce Marketing を設定します。[接続]タブをクリックします。

  1. [接続の追加]セクションで[データソース]タブを選択します。
  2. Salesforce Marketing アイコンをデータソースとして選択します。プリインストールされたソースにSalesforce Marketing がない場合には、追加データソースとしてダウンロードします。
  3. 接続プロパティに入力をします。

    Salesforce Marketing Cloud API への認証

    User およびPassword をログインクレデンシャルに設定するか、sandbox アカウントに接続する場合はsandbox ユーザーのクレデンシャルに設定します。

    Salesforce Marketing Cloud API への接続

    デフォルトでは、CData 製品は本番環境に接続します。Salesforce Marketing Cloud sandbox アカウントを使用するには、UseSandbox をtrue に設定します。

    デフォルトのインスタンスは、Web Services API s7 です。他のインスタンスを使用する場合は、Instance を設定できます。

    データソースセクションの設定(Salesforce 画面を例示)。
  4. [接続のテスト]をクリックして、正しく接続できているかをテストします。
  5. [変更を保存]をクリックします。

それぞれのSalesforce Marketing インスタンスのレプリケーションクエリの設定

Data Sync はレプリケーションをコントロールするSQL クエリを簡単なGUI 操作で設定できます。 レプリケーションジョブ設定には、[ジョブ]タブに進み、[ジョブを追加]ボタンをクリックします。 次にデータソースおよび同期先をそれぞれドロップダウンから選択します。 レプリケーションジョブのソースおよび同期先を選択。

テーブル全体をレプリケーションする

テーブル全体をレプリケーションするには、[テーブル]セクションで[テーブルを追加]をクリックします。表示されたテーブルリストからレプリケーションするテーブルをチェックします。.

レプリケーションするテーブルの選択(画像はSalesforce の例)。

テーブルをカスタマイズしてレプリケーションする

SQL クエリを使って、レプリケーションをカスタマイズできます。REPLICATE 構文はデータベースのテーブルにデータをキャッシュし、保存するハイレベルコマンドです。Salesforce Marketing API がサポートするSELECT クエリを定義することができます。レプリケーションのカスタマイズにはテーブルセクションで[カスタムクエリの追加]をクリックして、クエリステートメントを記述します。

レプリケーションのカスタマイズ設定。

Salesforce Marketing データ のテーブルを差分更新でキャッシュするステートメントは次のとおり:

REPLICATE Subscriber;

使用するレプリケーションクエリを含むファイルを指定することで特定のデータベースを更新することが可能です。レプリケーションステートメントをセミコロンで区切ります。次のオプションは一つのデータベースに複数のSalesforce Marketing アカウントのデータを同期する例です:

  • REPLICATE SELECT ステートメントで異なるtable prefix を使用する:

    REPLICATE PROD_Subscriber SELECT * FROM Subscriber;
  • 別の方法として、異なるスキーマを使うことも可能です:

    REPLICATE PROD.Subscriber SELECT * FROM Subscriber;

レプリケーションのスケジュール起動

[スケジュール]セクションでは、レプリケーションジョブの自動起動スケジュール設定が可能です。反復同期間隔は、15分おきから毎月1回までの間で設定が可能です。

レプリケーションの自動起動スケジューリング。

レプリケーションジョブを設定したら、[変更を保存]します。このように複数のSalesforce Marketing アカウントのデータを複製するジョブを作成することができました。

関連コンテンツ

トライアル・お問い合わせ

30日間無償トライアルで、CData のリアルタイムデータ連携をフルにお試しいただけます。記事や製品についてのご質問があればお気軽にお問い合わせください。