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SASxpt ADO.NET Provider

SAS xpt (XPORT) ファイルデータに連携する.NET アプリケーションを短時間・低コストで作成して配布できます。

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LINQPad でSAS xpt データを操作


LINQPad でSAS xpt にLINQ クエリを実行します。


加藤龍彦
ウェブデベロッパー

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ADO.NET Adapter

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LINQPad ロゴ画像


CData ADO.NET Provider for SASXpt は、LINQ やEntity Framework などの標準のADO.NET インターフェースを使ってSAS xpt を操作可能にします。この記事では、LINQPad から接続してLINQ クエリを実行する方法を説明します。

データモデルの作成

本製品およびLINQPad をダウンロードおよびインストールしたら、Visual Studio で新しいクラスライブラリプロジェクトを作成します。

本製品を使用するためのEF 6を設定する方法については、ヘルプドキュメントを参照してください。

  1. プロジェクトを右クリックし、[追加]→[新しい項目]→[ADO.NET Entity Data Model]をクリックします。ダイアログが表示されたら、データベースから[Code First]を選択します。 [New Connection]をクリックして、表示されたウィザードで接続文字列オプションを指定します。

    ローカルSASXpt ファイルへの接続

    URI をSASXpt ファイルを格納しているフォルダに設定すると、ローカルのSASXpt ファイルに接続できます。

    S3 データソースへの接続

    Amazon S3 ソースに接続してSASXpt ファイルを読み込むことができます。以下のプロパティを設定して接続します:

    • URI:接続するバケット内のフォルダに設定。
    • AWSAccessKey:AWS アカウントのアクセスキーに設定。
    • AWSSecretKey:AWS アカウントのシークレットキーに設定。
    • TemporaryLocalFolder:SASXptファイルを一時的にダウンロードするために使用するフォルダへのパス、またはURI に設定。

    Azure Data Lake Storage Gen2 への接続

    ADLS Gen2 に接続してSASXpt ファイルを読み込むことができます。以下のプロパティを設定して接続します:

    • URI:ファイルシステムの名前およびSASXpt ファイルにコンタクトするフォルダの名前に設定。
    • AzureAccount:Azure Data Lake storage アカウントの名前に設定。
    • AzureAccessKey:Azure Data Lake storage Gen 2 ストレージアカウントのアクセスキーに設定。
    • TemporaryLocalFolder:SASXptファイルを一時的にダウンロードするために使用するフォルダへのパス、またはURI に設定。

    一般的な接続文字列は次のとおりです。

    URI=C:/folder; The required connection properties in the Entity Data Model Configuration Wizard. (QuickBooks is shown.)
  2. 希望するテーブルおよびビューを選択して[Finish]をクリックし、データモデルを作成します。

    The last step of the Entity Data Model Configuration Wizard, where tables are imported into the entity model.
  3. プロジェクトをビルドします。生成されたファイルを使ってLINQPad でSAS xpt 接続を作成できます。

LINQPad でSAS xpt データに接続

必要な接続プロパティを取得してデータモデルアセンブリを作成したら、以下の手順に従ってLINQPad でデータモデルを使いはじめましょう。

  1. LINQPad を開き[接続の追加]をクリックします。

    The Add a new connection option in a new LINQPad project.
  2. [Use a typed data context from your own assembly]オプションを選択します。

  3. [Entity Framework DbContext]を選択します。

    The Choose Data Context dialog.
  4. [Path to Custom Assembly]ボックスの横にある[参照]をクリックして、プロジェクトフォルダを参照します。bin フォルダの下の.dll または.exe を参照します。

  5. DbContext の名前を選択します。
  6. 接続文字列をApp.Config に保存した場合は、App.Config へのパスを指定します。
The next step of the wizard, where the data model assembly is imported.

これでLINQPad 経由でSAS xpt にクエリできます。サポートされたLINQ クエリの例は、ヘルプドキュメントの「LINQ およびEntity Framework」を参照してください。

The results of a query in LINQPad. (QuickBooks is shown.)