CData Software がODBC Reader for TensorFlow をリリース

Google の機械学習(マシンラーニング)ライブラリとODBC データソースとのデータ連携を実現する新しいオープンソースの取り組み




CData Software Japan 合同会社(宮城県仙台市、代表社員 職務執行者 疋田 圭介)は、2017年1月18日付けでCData ODBC Reader for TensorFlow が公開されたことを発表します。 エンタープライズ向けのデータ連携ドライバーのリーディングプロバイダーであるCData Software(本社、アメリカノースカロライナ州)は、 今般オープンソースプロジェクトとしてCData ODBC Reader for TensorFlow を公開しました。 Google の機械学習ライブラリであるTensorFlow のデータ連携機能を拡張し、さまざまなデータソースからODBC 経由でのデータ取得を実現します。 これにより機械学習でより多くのリアルタイムデータを使用することにより、さらに精度・即時性の高いパターン認識・発見をサポートします。

Google TensorFlow プロジェクトは、現在最も人気のある機械学習インテリジェンスのライブラリのひとつです。 CData のODBC Reader for TensorFlow は、ユーザーがデータをTensorFlow に取り込む方法を標準化します。

ODBC Reader for TensorFlow を使えば、Google TensorFlow 機械学習プロジェクトとSQL-92標準のODBC データドライバーをつなぐことができます。 ODBC Reader は汎用ODBC Reader であり、標準仕様のODBC ドライバーであれば、どんなドライバーでも接続が可能です。 弊社が提供するCData ODBC Drivers をはじめ、さまざまなオープンソースのドライバーやサードパーティドライバーが使用できます。

"残念なことに、組織には有用なデータが多く保存されているにも関わらず、それらのデータはサイロ化されて別々のシステムに保管されています。 " とCData Software のCMO のEric Madariaga は考えます。"オンプレシステムのRDBMS、クラウド提供されるCRM、ERP、グループウェアアプリケーション、 NoSQL データソースなどが利用されていますが、 データのインターフェースはそれぞれ異なります。機械学習に取り組んでいる企業は、 さまざまなインターフェースを持つデータソースからデータを取得するためにデータソースごとのコードを書いてデータを準備する必要があります。"

"今回、弊社では企業が機械学習プラットフォームからリアルタイムデータをシームレスにつなげることを目指すプロジェクトをはじめました。 このプロジェクトを通じ、機械学習の導入が進み、あらゆる規模の企業が機械学習の恩恵を得ることができる未来を描いています。" Eric Madariaga はプロジェクトの目的をこのように考えています。

ODBC Reader for TensorFlow を使えば、簡単にTensorFlow からCData ODBC Drivers 経由で多くの企業で使われているデータにアクセスすることができます。 MongoDB、Couchbase、Cassandra、BigQuery、Azure、Excel、Salesforce、Dynamics CRM、SugarCRM、NetSuite、 SAP、AdWords、Eloqua、SharePoint、Dynamics (AX, GP, & NAV)、Xero、MS Project、Google Analytics、Zoho CRM、Exchange、LDAP、Exact Online、Marketo、HubSpot、Intacct、SimpleDB、SQL Server、 JSON、XML、Oracle、OData、SQLite、MySQL、Office 365、Twitter、Facebook などを含む70を超えるデータソースへの接続が可能です。

ODBC Reader for TensorFlow はGPL 3.0 準拠のオープンソースプロジェクトとしてリリースされています。 製品とソースコードはGitHub に公開されています。 http://github.com/cdatasoftware/tensorflow-odbc/

CData 製品の詳細は www.cdata.com/ をご覧ください。 全製品に30日の無償評価版を提供しています。 www.cdata.com/jp/download/