B2B 連携の『CData Arc』がノーコードでのオートメーションフロー作成を強化


~マッピング、複数条件分岐、Validation 強化など多くの追加機能を含むアップデートをリリース~


2023年8月1日、CData Software Japan 合同会社(本社:アメリカノースカロライナ州、日本オフィス:宮城県仙台市、代表社員 職務執行者:疋田 圭介、以下CData)は、B2B データ連携ツール『CData Arc』のノーコードでのオートメーションフロー作成を強化する2023 Q3 アップデートを発表しました。マッピング(XMLMap)コネクタの利便性向上、Branch コネクタの複数条件のサポート、Validation 設定の拡張など、自動化フロー作成においてノーコードで設定ができる範囲が大きく広がり、CData Arc をより便利・簡単にご利用いただけるようになりました。

CData Arc は、MFT(ファイル転送)、EDI(電子データ交換)、SaaS やDB 間のEAI(アプリケーション間データ連携)の機能をすべてワンプラットフォームで使うことができる究極のB2B 連携ツールです。圧倒的なコネクタラインアップを持ち、使いやすいノーコード / ローコードで利用可能な製品として2022年11月に日本語版リリースを行いました。

CData 2023 Q3 アップデート

CData Arc の新バージョン2023 Q3 アップデートでは、より幅広いユーザー層にご利用いただけ、フロー作成で高い生産性を実現いただけるよう、主要コネクタにおいてノーコードで設定ができる範囲を拡張させています。主要なポイントは以下になります。

  1. マッピング(XMLMap)コネクタの強化

  2. 複数条件分岐をBranch コネクタ、Copy コネクタがサポート

  3. 検証機能の拡張(Validate コネクタ、XSD コネクタ)

  4. その他多くの機能改善

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  1. マッピング(XMLMap)コネクタの強化

CData Arc は、データの操作と変換の中間形式としてXML を使用します。コネクタ同士をつなぐマッピング用のXMLMap コネクタは、CData Arc の中でも中核的なコネクタです。今回のリリースでは、このXMLMap コネクタの機能が大きく強化されています。

  • 複数の値の計算や文字列分割・結合などの「変数」:Script を書かずに多様な処理を実現

  • フィルタ機能を超える「条件」エディタ機能:ステータス指定、条件ごとの通知先の指定など

  • 「式エディタ」でのマッピング時の値の編集・サポートの強化:値やフォーマット以外でメッセージヘッダー、変数、Vault などが使いやすく

  • 「テストマッピング」:XMLMap コネクタ上でマッピング設定後のテスト表示が可能に

XMLMap コネクタ詳細はこちら →

XMLMapコネクタが便利に

  1. 複数条件分岐をBranch コネクタ、Copy コネクタがサポート

フローの分岐構造をサポートするBranch コネクタやCopy コネクタは、CData Arc の中でもよく利用されるコネクタです。複数の条件分岐や3つ以上のコピーが必要な場合、これまではコネクタの連続配置(カスケード構成)が必要でしたが、このリリースで、よりシンプルなフローとして実現できるようになりました。

複数条件分岐(Branch / Copy)の詳細はこちら →

複数条件分岐をBranchおよびCopyコネクタがサポート

  1. 検証機能の拡張(Validate コネクタ、XSD コネクタ)

Validate コネクタは、XML の内容を検証することができるコネクタです。Validate コネクタを利用することでフローの後半でエラーが発生する前に無効なXML を検出することができます。これまでのValidate コネクタは、インプットファイルであるXML の内容やメッセージヘッダーについて「値」での評価・検証に限られていましたが、新しくなったValidate コネクタでは「データ型」や「出現回数」を利用した検証ルールを構成できるようになりました。

XSD コネクタは新たに搭載されたコアカテゴリのコネクタです。この新コネクタは、XSD(XML Schema Definition)ファイルを利用してスキーマの妥当性を検証することができます。データフォーマットにXML を採用しているEDI 規格などでは各メッセージのXML スキーマ(XSD)が提供されているケースも多いと思います。XSD コネクタの搭載により、受信したメッセージの妥当性検証をより厳密に実施できるようになりました。

検証機能の拡張詳細はこちら →

検証機能の拡張

  1. その他多くの機能改善

  • REST コネクタの機能拡張(エラー時のステータスコードとレスポンスの出力)

  • Zip コネクタの機能拡張(バッチメッセージ対応)

  • ログの機能強化(ConnectorId でのフィルタリング機能追加)

  • ログダウンロードの機能強化(OAuth 接続、テストメール送信アクション)

  • プレビューダイアログの機能強化(クリップボードへのコピーとEsc キーサポート)

  • dbQuery、dbNonQuery、dbCall オペレーションの機能強化(QueryPassthrough オプションの追加)

  • インポート機能の改善(インポート位置の改善)

  • Flow API の機能改善(ロック要件の緩和によるパフォーマンス向上)

  • ヘルスチェックアラートの機能改善(InstanceId 情報の追加)

  • パスワードセキュリティの機能改善(複雑さ要件の改善)

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■CData Arc のハンズオンセミナーを8月23日に開催

B2B データ連携のCData Arc にはじめて触る方向けのハンズオンセミナーを開催いたします。実際に最新のCData Arc を操作してデータ連携フローの作成や実行を体験できます。

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 開催日時:8/23(水)15:00~16:30

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<CData Software について:https://www.cdata.com/jp/

CData Software, Inc. は、クラウドデータのコネクティビティソリューションおよびデータ連携ツールのリーディングベンダーです。250以上のSaaS、NoSQL やアプリケーションデータに標準接続するドライバーとデータ接続テクノロジーの開発に特化し、各種ツール、クラウドサービス、カスタムアプリケーションからのリアルタイム接続を実現します。CData 製品は、世界中の企業のデータ統合ソリューションにて利用されているほか、Salesforce、TIBCO、アステリアなど150以上のデータ製品ベンダーにOEM されています。

※本リリースに掲載する社名または製品名は、各社の商標または登録商標です。

本リリースに関するお問い合わせ先

CData Software Japan 合同会社 担当:マーケティングデスク
〒980-0021 宮城県仙台市青葉区中央1-6-27 仙信ビル8F
E-mail:press@cdata.co.jp