CData Arc ハンズオンテキスト(フローデザイナーの構成)

by 色川穂高 | 2024年01月19日

CData Arc ハンズオンセミナー ~はじめてのCData Arc~ フローデザイナーの構成
 
この記事ではCData Arc の「フローデザイナー」を構成する要素について紹介します。
 

フローデザイナー

 
CData Arc の「フロー」ページから利用できる「フローデザイナー」は、データ連携フローの作成・管理をするCData Arc の中でも中核的な機能です。
 
デザイナーの概要や利用方法について詳しくは、こちら もご覧ください。
 
フローデザイナー
 
 

フローデザイナーの構成

 フローデザイナーの構成

 

フローを構成するパーツである「コネクタ」です。ここから必要なコネクタをドラッグアンドドロップして連携フローを作成します。フローテンプレートもここから利用できます。
連携フローを作成する「キャンバス」です。キャンバスは拡大・縮小したり、表示位置をView として複数設定したり、好みやポリシーにあわせて自由度高くフローをデザインできます。
連携フローを分離する「ワークスペース」を作成・削除したり、切り替えたりできます。Default のワークスペースは削除できない特別なワークスペースです。
コネクタ配置の整列やUndo/Redo の操作に加え、現在のビューを保存したり、ズーム表示の拡大・縮小をコントロールしたりできます。Select Multiple Items で複数のコネクタを一括選択もできます。

 
 
フローデザイナーの構成
 

「ビュー」を選択したり削除したりできます。「ビュー」はフローキャンバスを表示するズームサイズや表示位置に名前を付けて保持できる情報です。
「フローAPI」で作成した「API Settings」を選択したり削除したりできます。フローAPI について詳しくは、こちら をご覧ください。
フローキャンバスで利用中のコネクタを選択したり削除したりできます。

 
 
フローデザイナーの構成
 

選択した「コネクタ」や「API Settings」を設定したり実行したりできます。

 
 

コネクタ設定(オプション)

 
フロー内で設定されたコネクタを右クリックすると、これらのオプションが操作できます。
 
コネクタの操作
 

コネクタを削除 コネクタを削除します。
エラーパスを表示 コネクタ上に赤い点で表示されるエラーパスを表示します。エラーパスは、コネクタでエラーが発生したファイルがどのようにルーティングされるべきかを表示・設定します。
Show Success Path コネクター上に緑の点で表示される成功パスを表示します。サクセスパスは、コネクタで送信に成功したファイルがどのようにルーティングされるべきかを表示・設定します。
コネクタ設定をエクスポート 選択しているコネクタの設定をエクスポートします。
コネクタをコピー 新しいコネクタID でコネクタ設定をコピーします。
Create API Settings フローAPI(API Settings)を作成します。

 
コネクタ設定(オプション)について詳しくは、こちら をご覧ください。
 
 

ワークスペース

 
ワークスペースの操作
 
ワークスペースを作成・削除したり、切り替えたりできます。ワークスペース内の設定を外部ファイル(arcflow)にエクスポートしたり、インポートしたりすることもできます。
 
ワークスペースについて詳しくは、こちら をご覧ください。 
 
 

デザイナー(位置の操作)

 
デザイナーを表示しているときに、空いているスペースをクリックしたままドラッグすると、デザイナーを見やすい位置に調整できます。またデザイナーの右下隅には、選択したビューを拡大縮小したり、デザイナーのデフォルトのホームビューを選択したりできるスライダーがあります。スクロールホイール機能がある場合、このズーム機能はマウスからも利用できます。
 
フローデザイナー
 
 

ここまでのまとめ

 
フローデザイナーは、CData Arc の中で一番利用される機能です。ぜひ使いこなしてください。

 
フローデザイナーの構成
 
 

この記事では CData Arc™ 2023 - 23.4.8801.0 を利用しています。

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