ノーコードでクラウド上のデータとの連携を実現。
詳細はこちら →Slowly Changing Dimension(SCD)の基礎、およびSCDをノーコードで実現する方法を解説
はじめに
Slowly Changing Dimension(以下、SCD) は、データウェアハウスで分析軸となるデータの履歴をどのように保管するかをタイプ別に分類したデータモデリング手法です。本記事では、ノーコードでデータ基盤を構築可能なCData Sync製品でどのようにSCDのタイプ別のモデルを構築することができるかを説明します。
Slowly Changing Dimension(SCD)とは
Slowly Changing Dimensionとは、データ分析基盤となる中核であるデータウェアハウスで分析軸となるマスタデータの属性値の履歴管理をどのように保管するかをタイプ別に分類したデータモデリング手法です。そのタイプは、Type0からType7までと8種類ありますが、本記事では代表的なType1〜3についてご紹介します。
以下の取引先「CData商事」は、住所を川崎市から横浜市に移転しました。そのため請求先住所を2022-12-03に横浜市に変更しました。
Type1 : Overwrite(最新値のみを保管)
Type 2: Add a New Record (レコードを追加)
Type 3: Add a New Field (フィールドを追加)