CData JDBC ドライバーを使用して、Apache Spark でBigQuery にデータ連携。
Apache Spark は大規模データ処理のための高速で一般的なエンジンです。CData JDBC Driver for BigQuery と組み合わせると、Spark はリアルタイムBigQuery にデータ連携して処理ができます。ここでは、Spark シェルに接続してBigQuery をクエリする方法について説明します。
CData JDBC Driver は、最適化されたデータ処理がドライバーに組み込まれているため、リアルタイムBigQuery と対話するための高いパフォーマンスを提供します。BigQuery に複雑なSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計など、サポートされているSQL操作を直接BigQuery にプッシュし、組込みSQL エンジンを使用してサポートされていない操作(SQL 関数やJOIN 操作)をクライアント側で処理します。組み込みの動的メタデータクエリを使用すると、ネイティブデータ型を使用してBigQuery を操作して分析できます。
※製品について詳しい情報をご希望の方は以下からお進みください。
- BigQuery にほかのBI、ETL、開発ツールから接続したい:BigQuery データ連携ガイドおよびチュートリアルのリストへ
- BigQuery Drivers について詳細を知りたい:ドライバー詳細情報ページへ
- ほかのデータソースに連携したい:CData Drivers 一覧へ
- ドライバーの30日の無償トライアル版を使いたい:トライアル版ダウンロードページへ
- 製品の利用やライセンスについて相談したい:sales@cdata.co.jp までメールにてご相談ください。
CData JDBC Driver for BigQuery をインストール
CData JDBC Driver for BigQuery インストーラをダウンロードし、パッケージを解凍し、JAR ファイルを実行してドライバーをインストールします。
Spark Shell を起動してBigQuery データに接続
- ターミナルを開き、Spark shell でCData JDBC Driver for BigQuery JAR file をjars パラメータに設定します:
$ spark-shell --jars /CData/CData JDBC Driver for BigQuery/lib/cdata.jdbc.googlebigquery.jar
- Shell でJDBC URL を使ってBigQuery に接続し、SQL Context load() function でテーブルを読み込みます。
Google はOAuth 認証標準を使用します。個々のユーザーとしてGoogle API にアクセスするには、組み込みクレデンシャルを使うか、OAuth アプリを作成します。
OAuth では、Google Apps ドメインのユーザーとしてサービスアカウントを使ってアクセスすることもできます。サービスカウントでの認証では、OAuth JWT を取得するためのアプリケーションを登録する必要があります。
OAuth 値に加え、DatasetId、ProjectId を設定する必要があります。詳細はヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。
組み込みの接続文字列デザイナー
JDBC 接続文字列URL の作成には、BigQuery JDBC Driver にビルトインされたデザイナを使用できます。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインでJAR ファイルを実行するとデザイナが開きます。
java -jar cdata.jdbc.googlebigquery.jar
接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。
scala> val googlebigquery_df = spark.sqlContext.read.format("jdbc").option("url", "jdbc:googlebigquery:DataSetId=MyDataSetId;ProjectId=MyProjectId;").option("dbtable","Orders").option("driver","cdata.jdbc.googlebigquery.GoogleBigQueryDriver").load()
- 接続が完了し、データがロードされたら、テーブルスキーマが表示されます。
BigQuery をテンポラリーテーブルとして登録します:
scala> googlebigquery_df.registerTable("orders")
-
データに対して、次のようなカスタムSQL クエリを実行します:
scala> googlebigquery_df.sqlContext.sql("SELECT OrderName, Freight FROM Orders WHERE ShipCity = New York").collect.foreach(println)
You will see the results displayed in the console, similar to the following:
CData JDBC Driver for BigQuery をApache Spark で使って、BigQuery に対して、複雑かつハイパフォーマンスなクエリを実行できます。是非、30日の無償試用版 をダウンロードしてお試しください。