ノーコードでクラウド上のデータとの連携を実現。
詳細はこちら →こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。
CData API Server は、ADO.NET Provider for CSV(またはほかの250を超える ADO.NET Providers)と組み合わせることでOData Web サービスとしてCSV を提供します。この記事では、API Server を使用してBI ツールTableau にCSV への接続を提供する方法について説明します。
以下のステップに従って、セキュアCSV OData サービスの作成を開始します。
API Server は独自のサーバーで実行されます。Windows の場合、スタンドアロンサーバーまたはIIS を使用して配置できます。Java サーブレットコンテナの場合は、API Server WAR ファイルをドロップします。詳細と操作方法については、ヘルプドキュメントを参照してください。
API Server はMicrosoft Azure、Amazon EC2、Heroku にも簡単にデプロイすることができます。
API Server とADO.NET Provider for CSV をデプロイしたら、API Server 管理コンソールで「設定」->「接続」をクリックし、新しい接続を追加してCSV への接続に必要な認証値とその他の接続プロパティを指定します。
DataSource プロパティにローカルフォルダ名を設定します。
.csv、.tab、.txt ではない拡張子のファイルを扱う場合には、IncludeFiles 使用する拡張子をカンマ区切りで設定します。Microsoft Jet OLE DB 4.0 driver 準拠の場合にはExtended Properties を設定することができます。別の方法として、Schema.ini ファイルにファイル形式を記述することも可能です。
CSV ファイルの削除や更新を行う場合には、UseRowNumbers をTRUE に設定します。RowNumber はテーブルKey として扱われます。
URI をバケットおよびフォルダに設定します。さらに、次のプロパティを設定して認証します。
URI をCSV ファイルを含むフォルダへのパスに設定します。Box へ認証するには、OAuth 認証標準を使います。 認証方法については、Box への接続 を参照してください。
URI をCSV ファイルを含むフォルダへのパスに設定します。Dropbox へ認証するには、OAuth 認証標準を使います。 認証方法については、Dropbox への接続 を参照してください。ユーザーアカウントまたはサービスアカウントで認証できます。ユーザーアカウントフローでは、以下の接続文字列で示すように、ユーザー資格情報の接続プロパティを設定する必要はありません。
URI をCSV ファイルを含むドキュメントライブラリに設定します。認証するには、User、Password、およびStorageBaseURL を設定します。
URI をCSV ファイルを含むドキュメントライブラリに設定します。StorageBaseURL は任意です。指定しない場合、ドライバーはルートドライブで動作します。 認証するには、OAuth 認証標準を使用します。
URI をルートフォルダとして使用されるフォルダへのパスが付いたサーバーのアドレスに設定します。認証するには、User およびPassword を設定します。
デスクトップアプリケーションからのGoogle への認証には、InitiateOAuth をGETANDREFRESH に設定して、接続してください。詳細はドキュメントの「Google Drive への接続」を参照してください。
接続を構成する際に、Max Rows 接続プロパティも設定できます。これにより返される行数が制限されるため、レポートやビジュアライゼーションをデザインするときのパフォーマンスを向上させることができます。
次に、「設定」->「リソース」とクリックしてAPI Server にアクセスを許可するCSV エンティティを選択することができます。
さらに、「設定」->「サーバー」をクリックし、Tableau との互換性のために「デフォルトフォーマット」を「XML (Atom)」に設定します。
作成するOData サービスを決定したら、「設定」->「ユーザー」とクリックしてユーザーを認可します。API Server は、認証トークンベースの認証を使用して主要な認証スキームをサポートします。IP アドレスを使用してアクセスを制限することも可能です。デフォルトでは、ローカルマシンへの接続のみが許可されます。SSL を使用すれば、接続の認証だけでなく、暗号化も可能です。
以下のステップに従って、外部CSV データを使用したビジュアライゼーションを作成します。
Tableau で「Connect to data」を選択します。「On a server」セクションで「OData」をクリックします。
表示されるウィザードで、API Server のOData エンドポイントのURL を入力します。OData エントリのURL にアクセスするテーブルの名前を追加します。例:
https://your-server/api.rsc/Customer
Tableau は、API Server によって公開されるテーブルメタデータを使用してディメンションカラムとメタデータカラムを検出します。
CSV データを表示するには、ダッシュボードの「Data」セクションでテーブル名の下を右クリックし、「View Data」オプションを選択します。 CSV データがTableau に表示されます。