CData がCData Connect Cloud をドッグフーディングしているユースケース

by CData Software 翻訳:兵藤朋代 | 2023年02月09日

CData はCData Connect Cloud の製品改良のためにCData Connect Cloud を使用しています。私たちは、ほんの一口ではありますが、本当に"自社のドッグフードを食べている"のです。この記事では、CData の製品チームが独自のData Connectivity-as-a-Service ツールを使用して、製品開発スプリントを改善し、アカウントの健全性をビジュアライズする方法についてご紹介します。

※本記事はCData US ブログ CData Leverages CData Connect Cloud to Improve Our Own Product Management Processes の翻訳です。

製品の市場投入を成功させるために、製品管理チームはリードパイプライン、ユーザーフィードバック、開発サイクル、更新情報など、重要なメトリクスに簡単にアクセスして可視化する必要があります。CData の製品チームも例外ではありません。CData Connect Cloud に関しては、可能な限りベストな決定を下すために、わかりやすく再現性のあるレポーティングプロセスが必要でした。

私たちのチームも、デジタル時代に多くの組織が遭遇するのと同じ課題に直面しました。ビジネスアプリケーションのネイティブなレポーティングは、我々のニーズを満たすほどシンプルで柔軟、かつパワフルであるとは限らないのです。チームは、定期的なレポート作成のために複数のアプリケーションから分析ツールに手動でデータを取り込むために、あまりにも多くのリソースと時間を費やしていました。CData Senior VP of Cloud のMike Albritton は、もっと良いアプローチがあることを知っていました。

Mike は、企業が抱えるデータの課題を解決してきた豊富な経験から、CData Connect Cloud が自社のJira とStripe のレポーティングを改善できる確信がありました。Connect Cloud によって、チームはデータを簡単に探索できるようになり、以下が可能になりました。

  • 顧客ニーズの把握と対応
  • より速く、より効果的なスプリントを実現するための社内ワークフローの最適化
  • ユーザーエクスペリエンスを向上させる重要な機会のあぶり出し

Mike は社内でCData Connect Cloud を活用し、たった数回のクリックで(私たちは文字どおり彼がそれを行うのを見ました - 10 分間の出来事でした)、レポーティングプロセスを合理化し、Connect Cloud のユーザーエクスペリエンスと社内開発を改善しました。

Jira ワークロードの可視化をPower BI で直接実現

CData のエンジニアリングチームは、製品スプリント、バグフィックス、技術的負債などの作業をJira で追跡しています。Mike は、四半期ごとにJira にアクセスし、一連のSQL コマンドを作成してデータを取得し、レポートを作成して、製品開発者がこれらのアクティビティに費やした時間の内訳を経理チームに送信していました。このプロセスにうんざりしていた彼は、もっと良い方法があることに気付きました。それは、自分のチームが開発しているまさにその製品を使うことでした。

Mike はすでにPower BI に精通していたため、エンジニアリングチームのJira データをCData Connect Cloud を使ってPower BI ダッシュボードにインポートすることにしました。1回限りの簡単な認証設定だけで、数回のクリックでリアルタイムJira データをPower BI に取り込むことができました。

現在、Mike はこれらのレポートを自動生成することで貴重な時間を節約しています。CData の経理チームは、四半期ごとにわかりやすいレポートを受信し、開発時間とリソースがどこに費やされているかを正確に把握できるようになりました。

Microsoft 認定のPower BI コネクタの詳細

Stripe のリアルタイムデータでパワフルなExcel ダッシュボードを実現

CData Connect Cloud のプロダクトマネージャーとして、Mike はData Connectivity-as-a-Service プラットフォームの市場価値を理解し、顧客のニーズを代弁することを主な責務としています。彼はStripe インスタンスで顧客の支払い情報、サブスクリプションの傾向、トライアルのコンバージョン率を定期的に調べ、傾向を可視化し、製品全体の健全性を分析しています。

しかし、Stripe がパワフルな金融サービスツールであるとは言っても、高度な分析に関してはネイティブのレポート機能がやや不足しています。Stripe のデータを必要な方法でレポーティングするため、Mike はCData FP&A マネージャーのElliot York に依頼して、データをカスタムExcel Online ダッシュボードに手動で取り込んでもらいました。Elliot がこれをコンパイルするには何時間もかかりますが、彼のExcel シートは(美しいですが!)拡張性や再現性がよくありません。

Elliot のソリューションから、面倒でエラーの起こりやすい手作業のステップを取り除くために、Mike は再びConnect Cloud に目を向けました。CData Connect Cloud Excel Add-In を使用して、Connect Cloud がリアルタイムStripe データをExcel Online に自動的に取り込むことで、Elliot のスプレッドシートを再作成することができました。

Mike とElliot は、Stripe からのライブデータフローを活用して、顧客データを必要に応じて正確にスライス、ビジュアライズ、集計しています。現在では、すべての支払い状況、コンバージョンの詳細、顧客離脱率などに関するライブなインサイトとビュー、およびハイレベルな月次サマリーを得ることができています。

パワフルなレポーティングワークフローは、データコネクティビティからはじまる

ビジネスアプリケーションのネイティブレポートツールから有用なインサイトを得るために苦労することはよくあることです。それを解決するために、CData ではCData Connect Cloud を開発しました。膨大なデータが溢れる世の中において、クラウドでのリアルタイムデータ連携は、お客様(そして我々も!)が技術スタック全体から重要なインサイトを引き出すために役立ちます。アプリ内のレポートが不十分な場合、データ連携ソリューションがそのギャップを埋めます。

CData Connect Cloud は、あらゆるシステムやアプリケーションのデータを、すでに使用しているデータ分析ツールに直接流し込めるようにするリアルタイム連携を実現します。我々は、CData がお客様のレポーティングニーズ(そして弊社のレポーティングニーズ)に最適な連携ソリューションを提供できると確信しています。

CData Connect Cloud についてもっとお知りになりたいですか?弊社のデータ連携エキスパートにお気軽にお問い合わせください。

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