Xero WorkflowMax にリアルタイムでデータ連携するレポートをPower BI で作成

CData Power BI Connectors は、セルフサービスBI であるMicrosoft Power BI のデータソースを拡充します。CData Power BI Connector を使えば、Power BI のレポートからXero WorkflowMax データにリアルタイムで連携できます。 ダッシュボードでXero WorkflowMax データをモニタリングし、定期更新、またはリアルタイムでデータを更新することで、Xero WorkflowMax データをダッシュボードに反映できます。この記事では、Power BI Connector を使用してMicrosoft Power BI Desktop からXero WorkflowMax のビジュアライゼーションを作成する方法について詳しく説明します。

クラウドのPowerBI.com へのXero WorkflowMax レポートの発行（パブリッシュ）については、弊社のリアルタイムXero WorkflowMax データをPowerBI.com にパブリッシュ（発行）をご参照ください。

コラボラティブ処理とメタデータ検出

CData Power BI Connectors は、Power BI からXero WorkflowMax へのハイパフォーマンスなデータ操作を実現します。コネクタには、データ処理を効率化するコラボラティブクエリ処理機能やメタデータ検出機能が組み込まれています。Power BI からXero WorkflowMax に複雑なSQL クエリを発行する場合、コネクタはデータソースでサポートされているSQL オペレーション（フィルタリングや集計など）をXero WorkflowMax に直接流し、サポートされていないSQL オペレーション（JOIN など）をクライアントであるコネクタ側で処理します。また、動的メタデータ検出機能により、Xero WorkflowMax のテーブルやビューを検出するだけでなく、データ型を含めインポートするため、Power BI での分析が驚くほど簡単になります。

Power BI データソースとしてXero WorkflowMax を設定

CData Power BI Connector をインストールすると完了後にDSN 設定画面が開きます。ここでXero WorkflowMax への接続を設定します。

接続作業はWindows のODBC データソースアドミニストレータでも設定可能です。CData PowerBI REST DSN を選択します。 Power BI のbit 数（32 bit or 64 bit）に合わせたアドミニストレータを使うように気を付けてください。DSN 設定画面で必要な項目を入力してXero WorkflowMax データに接続します。入力後に接続のテストを行い、OK を押して接続を確立します。

WorkflowMax API に接続するには、Xero からAPIKey とAccountKey を取得します。取得については、 Xero のサポートにお問い合わせ頂く必要があります。(https://www.workflowmax.com/contact-us).

API キーとAccount キーを取得したら、APIKey とAccountKey 接続プロパティの値を設定してください。 これらが設定されれば、接続の準備は完了です。

Xero WorkflowMax テーブルをPower BI からクエリ

次の手順でXero WorkflowMax からデータをPower BI からクエリできるようにします:

1. Power BI Desktop を開き、［データ］->［データを取得］->［その他］-> CData XeroWorkflowMax を選択して接続を押します。次にサードパーティドライバーのプロンプトが出る場合には、そのまま続行します。
2. CData PowerBI Xero WorkflowMax を［Data Source Name］欄に入力します。データ接続モードを選択します：
   インポート データをプロジェクトにインポートする。オンデマンドで更新が可能。
   DirectQuery リモートデータに直接アクセスする場合。
3. ナビゲーターダイアログで使用するテーブルを選択します。

4. ［データの変換］では、データをカスタマイズすることができます。クエリエディタを開いて、フィルタ、ソート、集計を設定できます。

   • カラムのデータ型の変更
   • カラムの削除
   • カラムのグルーピング

   Power BI は、コネクタが取得・検出したXero WorkflowMax のカラム毎のデータ型をそのまま使えます。

   Power BI は、データ変換を取得して、指定した条件でクエリを発行し、Xero WorkflowMax からデータを取得します。

   ［読み込み］をクリックすると、そのままのデータがコネクタ経由でPower BI にロードされます。

データビジュアライゼーションを作成

データをPower BI から取得したら、レポートビューで取得したXero WorkflowMax フィールドをドラッグ＆ドロップしてビジュアライゼーションを作成します。チャートの種類を可視化ペインから選択し、フィールドのカラムをドラッグして設定します。

チャートの右上をクリックしてソートオプションを変更することもできます。

チャートの部分のハイライトも可能です。

取得したデータのビジュアライズ上でのフィルタリングをフィルタリングペインで行うことができます。

［更新］をクリックするとその時点でのリアルタイムデータをXero WorkflowMax から取得してレポートに反映させることができます。

このように簡単にPower BI でXero WorkflowMax データをソースとするレポートが作成できました。CData Power BI Connector の30日の無償評価版を是非お試しください。