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CData Connect Server

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Looker Studio(旧:Google データポータル) からSage 300 データに連携してレポートを作成


CData Connect Server を使ってLooker Studio でSage 300 データを使ったカスタムレポートを作成します。


加藤龍彦
ウェブデベロッパー

sage300 ロゴ画像

Connect Server

connect ロゴ画像
Looker Studio ロゴ画像

こんにちは!ウェブ担当の加藤です。Looker Studio(旧:Google データポータル)は、ノーコードで手軽に可視化・ダッシュボード構築できるGoogle 提供のBI ツールですね。私も業務で日々活用しています。そんなLooker Studio ですが、CData Connect Server と組み合わせて使うことで、簡単にSage 300 データに連携するレポートを作成することができます。この記事では、Looker Studio とConnect Server でSage 300 に連携するシンプルなレポートを作成する方法をご紹介します。

Looker Studio からCData Connect Server に接続するには、利用するCData Connect Server インスタンスをネットワーク経由での接続が可能なサーバーにホスティングして、URL(例えば、myConnectInstance.cdata.com)での接続が可能な状態にしてください。CData Connect がローカルでホスティングされており、localhost アドレス(例えば、localhost:8080)またはローカルネットワークのIP アドレス(例えば、192.168.1.x)からしか接続できない場合、Looker Studio はCData Connect Server に接続することができません。


CData Connect Server からSage 300 に接続

まずは、右側のサイドバーからCData Connect Server の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。CData Connect Server では、直感的なUI でデータソースへの接続およびAPI エンドポイントの作成が可能です。

  1. Connect Server にログインして、「CONNECTIONS」をクリックします。 接続先を追加
  2. 利用できるデータソースアイコンから"Sage 300" を選択します。
  3. Sage 300 に接続するために必要なプロパティを入力します。

    Sage 300 には、Sage 300 Web API で通信するための初期設定が必要となるます。

    • Sage 300 のユーザー向けのセキュリティグループを設定します。Sage 300 のユーザーに、Security Groups の下にあるbSage 300 Web API オプションへのアクセスを付与します(各モジュール毎に必要です)。
    • /Online/Web/Online/WebApi フォルダ内のweb.config ファイルを両方編集して、AllowWebApiAccessForAdmin のキーを true 設定します。webAPI アプリプールを再起動すると設定が反映されます。
    • ユーザーアクセスを設定したら、https://server/Sage300WebApi/ をクリックして、web API へのアクセスを確認してください。

    Basic 認証を使用してSage 300 へ認証します。

    Basic 認証を使用して接続する

    Sage 300 に認証するには、次のプロパティを入力してください。プロバイダーは、クッキーを使用してSage 300 が開いたセッションを再利用することに注意してください。 そのため、資格情報はセッションを開く最初のリクエストでのみ使用されます。その後は、Sage 300 が返すクッキーを認証に使用します。

    • Url:Sage 300 をホストするサーバーのURL に設定します。Sage 300 Web API 用のURL を次のように作成してください。 {protocol}://{host-application-path}/v{version}/{tenant}/ 例えば、 http://localhost/Sage300WebApi/v1.0/-/ です。
    • User:アカウントのユーザー名に設定します。
    • Password:アカウントのパスワードに設定します。
    接続先を設定
  4. 「Connect」をクリックします。
  5. Permission -> Add をクリックして、新しいユーザーを追加し、適切な権限を指定します。

これで、Sage 300 の仮想データベースが作成でき、Looker Studio からの連携が可能になりました。

Looker Studio からSage 300 データにリアルタイムでアクセスして可視化を作成

ここからは、Looker Studio からCData Connect Server 経由でSage 300 データに接続して、可視化を作成します。

  1. Looker Studio にログインして、「作成」-> 「データソース」とクリックし、「Partner Connectors」内の「CData Connect Server」を選択します。
  2. Looker Studio で新しい接続を作成
  3. CData Connect Server コネクタを承認します。 Looker Studio でConnect Server を承認
  4. 次に、以下の形式で「ユーザー名」と「パスワード」を入力し、「送信」をクリックしてConnect Server にアクセスします。「インスタンス名」には、設定したConnect Server のURL を入力してください。
    • ユーザー名「インスタンス名/ユーザー名」の形式で入力します。
    • パスワード:Connect Server のパスワードです。
  5. ユーザー名とパスワードを入力してConnect Server に接続
  6. 記事の最初で設定したDatabase (例:Sage3001) を選択して、「次へ」をクリックします。
  7. データを表示したいTable (例:OEInvoices) を選択して、「次へ」をクリックします。 Database とTable を選択
  8. 処理が正常に完了すると右上に「接続」ボタンが出現するので、これをクリックします。
  9. 接続をクリック
  10. 次の画面で、必要な場合にはカラムの設定を変更できます。準備が終わったら、「レポートを作成」をクリックして、データを取得します。
  11. カラム定義を設定
  12. あとは通常のRDB などのデータと同じように、スタイルを選択してビジュアライゼーションを作成できます。
  13. ディメンションと指標を選択して、お好みのビジュアライゼーションを作成しましょう!
  14. Looker Studio でSage 300 データをビジュアライズ

アプリケーションからSage 300 データにSQL アクセスを実現

このようにLooker Studio からSage 300 データに連携ができました。CData Connect Server では、他にも多くのデータソースに対応しています。

アプリケーションから240+ SaaS、ビッグデータ、NoSQL にSQL でデータ連携するには、CData Connect Server をぜひお試しください。