CData JDBC Driver for Salesforce は、CloverETL からSalesforce へのcreate, read, update, and delete (CRUD) commands 処理を実現します。本記事では、CloverETL でJDBC Driver を使い、Salesforce をシンプルなCSV ファイルに変換します。
JDBC Data Source でSalesforce に接続
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Salesforce データへの連携を作成します。CloverETL の新しいgraph で、Outline ペインのConnections ノードを右クリックして、Create Connection をクリックします。Database Connection ウィザードが表示されます。
- +アイコンをクリックして、.jar ファイルをロードします。インストールディレクトリのlib フォルダの cdata.jdbc.salesforce.jar ファイルを選択します。
- JDBC URL を入力します。一般的な接続文字列は:
jdbc:salesforce:User=username;Password=password;SecurityToken=Your_Security_Token;
Salesforce への接続にはLogin、OAuth、SSO の種類があります。Login 方式では、Username、Password、Security Token を使って接続します。
Username、Password を使用しない/できない場合、OAuth 認証を使用することができます。
SSO (シングルサインオン) は、SSOProperties、SSOLoginUrl、TokenUrl プロパティを設定することでIdentity プロバイダ経由で利用できます。詳細はヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。
DBInputTable コンポーネントで、Salesforce データをクエリ
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DBInputTable をReaders セクションからドラッグし、ジョブフローに置きます。ダブルクリックして、設定エディタを開きます。
- DB コネクションプロパティで、Salesforce JDBC をドロップダウンから選択します。
- SQL クエリを入力します。例:
SELECT * FROM Account
UniversalDataWriter でQuery のOutput を記述
- Writer セクションからUniversalDataWriter をドラッグして、ジョブフローに置きます。
- UniversalDataWriter をダブルクリックして、設定エディタを開き、ファイルURL を足します。
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DBInputTable をダブルクリックして、Extract Metadata をクリックします。
- DBInputTable のOutput ポートをUniversalDataWriter に接続します。
- UniversalDataWriter のSelect Metadata メニューでAccount テーブルを選択します。(UniversalDataWriter のInput ポートを右クリックしてメニューを開くことも可能です。)
- Run をクリックして、ファイルの書き込みを実行します。