CData FireDAC Components for Magento を使用して、RAD Studio Data Explorer でMagento を表示する方法
Embarcadero RAD Studio は、Delphi およびC++Builder アプリケーション用の開発環境を提供します。CData FireDAC Components for Magento を利用してRAD Studio 内のライブMagento にアクセスし、データの取得と更新の両方に使用できるテーブル、ビュー、ストアドプロシージャにデータを抽象化します。この記事では、Data Explorer を使用したMagento への接続について説明します。
Data Explorer を使用してMagento データに接続する
CData FireDAC Components for Magento と新しいVCL フォームアプリケーションを利用して、Magento を表示するための簡単なアプリケーションを作成できます。
- RAD Studio で[Data Explorer]を開き、[FireDAC]を展開します。
[CData Magento Data Source]で右クリックし、[Add New Connection]をクリックします。
- 接続に名前を付けます。
必要なパラメータを入力し、[OK]をクリックします。
Magento はOAuth 1 認証標準を使用します。Magento REST API に接続するには、Magento システムにアプリを登録してOAuthClientId、OAuthClientSecret、およびCallbackURL 接続プロパティの値を取得する必要があります。 OAuth 値を取得して接続するには、ヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。
また、Magento システムへのURL を提供する必要があります。URL は、Magento REST API を顧客として使用しているか管理者として使用しているかによって異なります。
Customer: Magento を顧客として使用するには、事前にMagento のホームページで顧客アカウントを作成します。これを行うには、[アカウント]->[登録]をクリックします。それからURL 接続プロパティをMagento システムのエンドポイントに設定します。
Administrator: Magento を管理者として使用するには、代わりにCustomAdminPath を設定します。この値は、[Admin]メニューの[Advanced]設定で取得できます。[System]->[Configuration]->[Advanced]->[Admin]->[Admin Base URL]を選択することでアクセスできます。
このページ上の[Use Custom Admin Path]設定がYES に設定されている場合、値は[Custom Admin Path]テキストボックス内にあります。それ以外の場合は、CustomAdminPath 接続プロパティをデフォルト値の"admin" に設定します。
- [Data Explorer]に戻り、接続のテーブルを展開します。
新しいVCL フォームアプリケーションを作成し、テーブル (例: Products) をフォームにドラッグします。
- フォーム上のProductsテーブルオブジェクトを選択し、[Active]プロパティを[true]に設定します。
[object]を右クリックして視覚的にバインドし、すべて(*)を新しいコントロール(TStringGrid)にリンクします。
TStringGrid をフォームに配置し、アプリケーションを実行してProducts データを確認します。