ノーコードでクラウド上のデータとの連携を実現。
詳細はこちら →加藤龍彦
ウェブデベロッパー
この記事では、Google Campaign Manager データに接続し、静的な単方向の受信場所を設定する方法を紹介します。さらにこの受信場所を使用してGoogle Campaign Manager データを取得し、XML ファイルに書き込むという簡単なテストを実行していきます。
受信場所はSQL コマンドを実行し、その結果を含むBizTalk メッセージを作成することができます。アップデートグラムコマンドを実行したい場合は、送信ポートを使用してください。
アプリケーションに受信場所を追加するには、まず受信ポートを追加する必要があります。受信ポートは複数の受信場所からのデータを受け取ることができます。
受信ポートの作成後、受信場所を作成し、トランスポートタイプとしてSalesforce アダプタを使用するように設定します。
「Transport Properties」ダイアログで、アダプタが実行するコマンドを定義します。
SELECT Clicks, Device FROM CampaignPerformance
を使用します。Connection String Options ダイアログで、資格情報とその他の接続プロパティを設定します。
UserProfileID=MyUserProfileID;InitiateOAuth=GETANDREFRESH
Google Campaign Manager への接続には、OAuth 認証標準を使います。ユーザーアカウントまたはサービスアカウントで認証できます。組織全体のアクセススコープを本製品に許可するには、サービスアカウントが必要です。
詳細はヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。
プロパティとその機能についての説明は、ヘルプドキュメントを参照してください。
これまでの操作で、静的な単方向の受信場所を送信ポートとともに使うことができるようになります。送信ポートは、受信場所で作成されるBizTalk メッセージと関連付けられていなければなりません。ファイルにデータを書き込むために、ファイル送信ポートを作成します。
構成ウィンドウの最初で送信ポートの名前を入力し、「Type」メニューから「FILE」を選択します。
ファイル名にマクロを使用すれば、ファイルの作成日を簡単に識別できます。デフォルトでは、%MessageId%.xml が使用されます。これはランダムに生成されたBizTalk Id であり、ユーザーフレンドリーな命名ではありません。 CampaignPerformance_yyyy-MM-dd.xml の形式でファイルを作成するには、CampaignPerformance_%Date%.xml と入力します。
Noteマクロの詳細については、ヘルプドキュメントの「BizTalk Configuration」のセクションを参照してください。
送信ポートを使用して、受信場所から送信されたファイルを書き込むことができます。
最後に、送信ポートをエンリストし、受信場所を有効にします。送信ポートを右クリックし、「Enlist」をクリックします。次に、受信場所を右クリックし、「Enable」をクリックします。
Note最後に受信場所を有効にすることで、送信ポートによって、ファイルが書き込み用として確実にピックアップされます。
エラーが発生しているかどうかを確認するには、「Administration Console」のナビゲーションツリーで「Event Viewer (Local)」を展開します。Windows ログを展開し、「Applications」をクリックします。
ログにはシステム上のすべてのアプリケーションのエラ-メッセージが含まれるため、エラーメッセージのソースが「CData BizTalk Google Campaign Manager Receive Adapter」であることを確認することが必要です。エラーメッセージの詳細から、エラーの理由を知ることができます。エラー解消のガイダンスについては、support@cdata.co.jpにお問い合わせください。