SAP Business One DI をJava サーブレットに統合します。JBoss のManagement Console を使用して、CData JDBC Driver for SAP Business One DI をインストールします。
CData JDBC ドライバーは、コネクションプールの標準手順に従ってJBoss で構成できます。この記事では、JBoss アプリケーションのコネクションプールからSalesforce データにアクセスする方法について詳しく説明します。また、JBoss Management Interface を使用してCData JDBC Driver for SAP Business One DI を設定する方法についても詳しく説明します。最後には、コネクションプールからSAP Business One DI にアクセスできるようになります。
※製品について詳しい情報をご希望の方は以下からお進みください。
- SAP Business One DI にほかのBI、ETL、開発ツールから接続したい:SAP Business One DI データ連携ガイドおよびチュートリアルのリストへ
- SAP Business One DI Drivers について詳細を知りたい:ドライバー詳細情報ページへ
- ほかのデータソースに連携したい:CData Drivers 一覧へ
- ドライバーの30日の無償トライアル版を使いたい:トライアル版ダウンロードページへ
- 製品の利用やライセンスについて相談したい:sales@cdata.co.jp までメールにてご相談ください。
Management Console からJDBC Data Source for SAP Business One DI を作成
以下のステップに従ってドライバーJAR を追加し、必要な接続プロパティを定義します。
- [Runtime]メニューで、展開先がマネージドドメインかスタンドアロンサーバーかに応じて[Domain]または[Server]メニューを選択し、[Manage deployments]をクリックして[Deployments]ページを開きます。
- [Add]をクリックします。表示されるウィザードで、インストールディレクトリのlib サブフォルダにあるドライバーのJAR ファイルとライセンスを追加します。ウィザードをデフォルトで終了し、ドライバーを選択して[Enable]をクリックします。
- [Configuration]メニューで[Subsystems]->[Connector]->[Datasources]と進みます。これにより、JDBC データソースページが開きます。
- [Add]をクリックし、表示されるウィザードでドライバーとJNDI の名前を入力します。例:
java:jboss/root/jdbc/SAPBusinessOneDI
- 上で追加したドライバーを選択します。
- JDBC URL、ユーザー名、パスワードを入力します。JDBC URL の構文は、jdbc:sapbusinessonedi: の後にセミコロンで区切られた接続プロパティのリストが続きます。
SAP Business One DI への接続には以下の接続プロパティを設定します:
- DBServerType: 接続されているサーバーのタイプ。
- Server: 接続先のSAP Business One サーバー。
- CompanyDB: 接続先の会社。
- User: LicenseServer に接続するときに使用されるユーザー名。
- Password: LicenseServer に接続するときに使用されるパスワード。
- LicenseServer (optional): Server と異なる場合。
- UseTrusted (optional): TRUE に設定した場合、Windows 資格情報を介してSQL Server への接続を確立していることを示します。
以下は一般的な接続文字列です。
jdbc:sapbusinessonedi:Server=ServerName;DBServerType=MSSQL_2016;CompanyDB=SBODemoCA;User=manager;Password=manager;
接続を確認したらウィザードを終了します。SAP Business One DI のデータソースを選択し、[Enable]をクリックします。

その他のJBoss 統合
上記のステップは、単純なコネクションプールのシナリオでドライバーを構成する方法を示しています。より詳しい情報については、JBoss EAP ドキュメントの[Data Source Management]の章を参照してください。